「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

好きなものの力

今回は、ちょっと戯言っぽいです。ご容赦下さい(今回だけ?今までにもあったのでは)。

 

今、何をしたい? どころか、何を食べたい?というごく限定された希望すら思い浮かばない、そんな状況がときどきあって、我ながら驚きます。あれ?望みが見えない。

そんなときはそのままうやむやにやり過ごすばかりだったのですが、さすがにいかがなものかと思うように。

今読みたい本は何?

今触れていたい石は何?

好きなものに囲まれる作戦です。

続けてみていると、ああ、自分はこの本(石)のこういうところが良かったんだったなあ・・などと思い起こして良い気分。これが自分らしい選択だったのです。

この作戦が功を奏したのか、昨日はスーパーで目にしたアサリが無性に食べたくなりました。猛烈な欲望。どばどばとスパゲッティに入れました。貝の出汁が効いていて美味しかった。一緒に食べた三女も喜んでくれました。って、そんなに私は活力不足だったのか。 

 

こんなことを綴っている今、テレビ「世界ふれあい街歩き」で放映されているのはサマルカンド。かつてのソビエト旅行で一番好きだった街です。嬉しい偶然に心ときめきます。もの凄く暑かったけれど、食あたりでダウンしたけれど、この街がとてもとても好きでした。

 

好きなもので私はここまで作られてきたのだから、きらきらと頑張ろう。

もうすぐ石の仕入れの多い時期に入ります。幸せな気持ちで一生懸命に石を選んでこようと思います。

 

久々の石馬鹿シリーズを。

私物です。国産の煙水晶の原石。別々に入手したのですが、よく似た佇まい。同じか近い産地ではと思っています。眺めて握って、心落ち着く感じです。

この先端のところも魅力的。

アクセスカウンター