「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

出店のお知らせ

11月に入り、イベント参加の機会が重なっています。長い間ゆるゆると過ごしておりました私にとっては怒涛の如く(ちょっと大袈裟)、です。ありがたいことです。
直近になってしまいましたが、取り急ぎお知らせ致します。


〈その1〉
川と本と音楽と 〜北十間川テラス古本市〜 

11月6日(土) 11〜19時  ※古本市は17時まで

東武線ガード下のミズマチに沿った河川テラスでの古本市です。
石英書房は、WISE OWL HOSTELS 付近のテラスにて箱出し出店します。店主はその場にほぼ不在の見込みですが、至近の石英実店舗にはおりますので、ご一報いただけましたら馳せ参じることは可能かと思います。

当日は上記ホステル内のカフェ、ふくろう360°さんのイベントもあり、また隅田公園のイベントもございます。いろいろにお楽しみいただけるかと思います。



〈その2〉
お座敷えほんマルシェ 〜手工芸本も一緒に〜

 11月7日(日)〜27日(土) 12〜18時
火曜水曜定休日

一軒家カフェikkAさんで開催の、甘夏書店さん企画の古本市です。 
絵本など、眺めて楽しむ本や手工芸関連の本を中心に出店します。お座敷でゆっくり寛ぎながらご覧いただけましたらと思います。



〈その3〉 
石英まつり
 11月いっぱいの予定です。

アトリエ*ローゼンホルツさんで開催の、石の展示販売です。
11月は石英店主の誕生月ということで、アトリエオーナーが企画して下さいました。オーナーの閃きに支えられた、いつもとひと味違う展示をお楽しみ下さい。

アトリエ*ローゼンホルツさんは、完全予約制です。来店ご希望の際は、ブログ等をご参照の上、アトリエへ直接お問い合わせ下さいますようお願い致します。




それぞれの準備をばたばたとしております。
どうぞよろしくお願い致します。




おまけ画像です。


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ある日の夕空。
実際の雲は、更に薔薇色でした。

石の近況

石英店舗には一日のうちのひととき、太陽の光が入ります。その角度が季節の移り変わりを感じさせてくれます。

本日お昼前の模様です。

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石の中に灯りが点っているみたい。



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水晶の山の連なり。
背景の方にピントがあってしまっていますが。



毎日目にしていても、その度景色が違う気がして見飽きません。

久々の石馬鹿の呟きでした。

お久しぶりです

何と長い間中断してしまったことでしょう。
夏はあっという間に駆け抜けていった・・・という感じです。
私、何をしていたのでしょう・・・。

この空白期間にコロナワクチン接種も済ませました。一時の高熱やしばらくの頭痛も経験しました。でも無事でおります。

朝晩には秋の気配を感じるようになったこの頃、さすがにそろそろ文章を綴る時間も再開させたいと思います。

店舗の方も引き続きご予約での営業は続けております。石も本も少しずつですが、新メンバーを随時加えています。

まずは近況のお知らせまで。
改めて、どうぞよろしくお願い致します。




ときどき撮り続けていた、空模様。


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空を見上げて風に吹かれていると、心に光が差してくるような気がします。大切な時間。

本と手ぬぐい 6 夏休み

取り急ぎのお知らせです。

一軒家カフェikkAさん・甘夏書店さんで
開催中の「本と手ぬぐい 6」は、
8月10〜18日は夏休みとなっております。
ご注意下さい。

それ以降は
8月29日(日)まで。火曜水曜定休です。



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引き続き、どうぞよろしくお願い致します。




暑いです! 凄い熱気と湿気・・・。
皆様、お気をつけてお過ごし下さいませ。


 
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6月に撮った雲。
少しは涼しく見えるでしょうか。

小箱の喜び

こちらに綴る記事が、現状になかなか追いつかない・・・。申し訳ありません。


これもまた、石英書房父の蒐めた品、マッチ箱。かつて「石英蚤の市」でご披露しましたが、その後また新たに発掘され、増殖しておりました。


またもやアトリエ*ローゼンホルツさんのご提案で甦りました!


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古き佳き、そして広きこのアトリエの建物で、マッチ箱たちは何てきらきらしていることでしょう。宝箱のよう。

本当に宝箱にまでして下さったのです。


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私への贈り物。
中に詰まっているのは、私に纏わる思い出の切片たち。
じわじわと染み入るような喜びが心に広がりました。いつも手元に置けて、開けては眺められる。そんな実体のある思い出というのはやっぱり素敵です。

次々と作られている宝箱は、アトリエのブログでご覧下さい。

私も石とか、自分らしい何かをこの小さな空間に詰めてみようかなと思案しています。

6月のアトリエ その2

明日から8月!大変!
と、ある程度は下書きしていた記事を急いでまとめました。6月の話の続きです。



アトリエ定例訪問の目的の二つ目は、お菓子と民芸です。

この本がはじまりでした。

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この本に登場するお菓子を食べながら、その土地の郷土玩具を愛でようという企画です。こちらも動画で。アトリエオーナーが考えて下さいました。


私は企画というものが得意ではありません。まっさらなところから作り出すというよりも、テーマに合いそうなものを掘ってくる方に力点を置いた人生のような気がしています。
だから、次々と新鮮な、かつ楽しい提案をして下さる方、後押しして下さる方々が身近に存在するのは自分の幸運だと常々感じております。運は活かさなければ。


たまたま父がもの凄い勢い? で集めていた郷土玩具が活用できるのも、大変ありがたいことです。店内にある程度展示してはいますが、まだまだ膨大に箱に埋もれた状態です。それらの発掘の契機となればいいな・・・。


という訳で、6月は「柚木沙弥郎」さん繋がりのお菓子たちとそれらの産地の郷土玩具を。


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ほぼ全員集合の図。

「hana」さんのクッキーが抜けており、慌てて追加撮影。

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こちらは柚木沙弥郎さんのお孫さんのお店で、アトリエのすぐ近くにあります。

そして、不思議なご縁なのですが、私の父は柚木さんのファンでした。本や図録があれこれと残っており、そこから私も好きになったのです。

この企画のスタートに相応しいのではと感じました。



登場したのは以下のものものです。


千葉県から
 〈菓子〉「hana」のクッキー
 〈郷土玩具〉芝原人形の鳥

長野県から
 〈菓子〉「開運堂」のナッツロール、
      レモンロール
 〈郷土玩具〉鳩車

広島県から
〈菓子〉「御菓子所 高木」の和風クッキー、
     カステラ
 〈郷土玩具〉宮島張子の鳥
 


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鳩車の親子(?)
「郷土玩具番付」の東の横綱にもなったとか。
この番付は複数あるようで、いつ、どこのものかははっきりわかりませんでした。


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芝原人形の鳥
雀かな・・・と勝手に推測していますが、どうなのでしょう?



アトリエ*ローゼンホルツさんでアップしている動画も、どうぞご参照下さい。


きれいなもの、可愛いものを目にし、手に取り、それぞれの個性ある美味しいお菓子を食べ、お喋りする。月に一度のそんな楽しみができました。

ずっと月日が経ってから画像を見て、こんなことをしていたなあ、楽しかったなあと思い起こせたらいいなと未来を妄想しています。

ごく個人的な、ごくささやかな集いの一コマですが、ご興味お持ちの方はご覧になってみて下さい。

空見上げ散歩

6月のアトリエ その2 がなかなか書けぬままに日数が経過しております。読んで下さっている方がいらしたらすみません。既に7月のアトリエ来訪も済んでいますので、少しずつ進める所存です。



そんな中なのに、ふと書いておきたいと思ったこと。

昨日の夕焼け空がとても素晴らしかったです。
普段の私だったら迷うことなく写真に撮り、後でまた見て楽しむところなのですが、何故かそうしたくなかった。

次のバスまでしばらく時間があったので歩くことにした矢先の景色。時間の経過と共にどんどん変化していく空の色を、全身で味わうかのような気分で歩きました。目に留まった明るいオレンジ色からだんだん色調が変化し、少しずつ空全体が暗くなり、信号や街灯、看板の電飾が目立つようになっていって薄闇に。

一日の疲れと肩の買い物荷物の重みで足取りは若干とぼとぼでしたが、そのペースと空の変化の速度はいい感じに調和していたような気がしました。そんなにゆったりした散歩は久しぶり。空を見上げながらふらふら歩く姿は傍から見たらちょっと(?)奇妙だったかもしれませんが、楽しかった〜。広々としたところを歩いてきたような気分になることができました。

できるだけ見たままに撮りたい、撮らなきゃという気持ちをなくしたことで、心が伸びやかになったのかな。
画像がないことでかえってくっきりと心に刻みつけられることもある。画像ではそのとき感じた印象を伝えきれない・・・というもどかしさは、石を撮るときとまさに同じ。そこを何とかする能力を身につけるべきではあるのですが。


暑さのために疲れるのか、疲れが溜まっているから暑さがこたえるのか。とにかくパワー減少傾向の私にはあまりに良い時間だったのでした。それでしばらく綴れなかった文章もこんなに長文で、失礼しました。少しは充電できつつあるようです。





ちなみにこちらも開催中です。
手ぬぐいと本、共に出品しております。


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火曜水曜定休。夏休み予定あり。
営業時間は12〜17時。閉店が1時間早くなっていますのでご注意下さい。


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こちらでお茶を飲んだひとときも、寛ぎかつリフレッシュの時間でした。風に吹かれ、たなびく手ぬぐい。熱いお茶が爽やかでした。


二階で広がる手ぬぐいの世界もぜひお楽しみ下さい。画像はまた改めて。

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