「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

本を売るということ


先月のみちくさ市での出店模様です。



初めての本売りは、とても楽しい体験でした。

買って頂くのが嬉しいのは勿論ですが、
本について言葉を交わすことそのものが
楽しくて楽しくて。



多くの方に目を留めて頂いたのは、絵本でした。

その筆頭は、加古里子さんの『だるまさんとてんぐちゃん』。

“懐かし〜い”という声が多い中、
初めてみてとても気に入って下さり、
“癒されるよ〜”と何度も言っていた方がいたとのこと
(私は席を外しており、後から店番の次女がその模様を
詳しく語ってくれました)、私も愛読しただけに
嬉しかったです。


他は、「石英書房」の名にふさわしく、石(ほとんど水晶)が
やや注目されていました。店名の由来に気付いて下さった方、
ありがとうございます。



また、お客様だけでなく、スタッフ・関係者の皆様の
お心遣いもありがたく感じました。
折にふれ、頻繁かつさりげなく声を掛けて頂けたのは、
初心者には大変心強いことでした。


そして、憧れのお店の方々とお話しできたことにも、
実は密かに心ときめいておりました・・・。



売れ行きという点では左程ではなかったかもしれませんが、
さまざまな世代の方と本の話題を共有できたことが
想像以上のわくわく体験で、やはりこれを仕事にしていきたいと
再確認した感じでした。


ほんの短い時間ですし、イメージだけが先行して
甘いところが多々あることも十分承知のつもりですが、
諦めずにちょっとずつでも進みます。


その一環として、来月も“活動”予定があります。
詳細は、また。

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