「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

ある休日

昨日はお店はお休みでした。

 
学校がお休みで子供たちが勢揃いする日曜日は、私にとっては
到底休日とはいえないので、火・木はついついちょっとばかり
ほっとしてしまいます・・・。


夕方から三女の個人面談があったので、それまでにあれこれ。
その一つが、ブック・ダイバーさんでの「ふるぽん秘境めぐり」来訪でした。
前回まで私もこちらでは出店させて頂いていましたが、出すのは勿論、
他の方のコーナーを拝見するのもそれはそれは楽しみだったのです。
 

今思えば写真を撮らせて頂けばよかったのですが・・・
相変わらず各箱に店主さん方の個性が出ていて、楽しませて頂きました。
「欲しい」と思ってしまうときりがなくなるので、できるだけ自己規制を
かけました。再来訪の機会ができたら、行ってしまうかも・・・。


24日(土)まで開催中ですので、皆様ぜひ神保町をお訪ね下さいませ。

   http://bookdiver.exblog.jp


今の私は、実際にお店を開いてみて、自分の勉強不足を感ずることばかりです。
だから、最近はいかに吸収していくかに必死(?)で、そんな観点からばかり
読む本を選びがちです。
仕事の一環ともいえますが、趣味と実益を兼ねられる喜びもあり、
そんなことが嬉しくもあります。


そんな私が購入したのは『自伝的女流文壇史』吉屋信子著(中公文庫)。
以前、宇野千代さんが周囲の女流作家について書いたものを
興味深く読んだので。
主観はそれぞれ異なるし、他人を客観的かつ公平にに語るのは
本当に難しいです。だからこそ、読み比べるのは面白いです。
女性は特に・・・と感じるのは、果たして私の気のせいなのでしょうか。


なお、やはり以前読んだ『おんな作家読本〔明治生まれ篇〕』市川慎子著(ポプラ社
も、とても面白かったです。
海月書林さんの店主としても素敵だと感じている方ですし。
新しい視点を見出して個性的なお店作りをなさる、そのお力を
尊敬しております。


お店作りといえば・・・以下のサイトに当店を発見して驚いてしまいました。


    古本屋ツアー・イン・ジャパン

      http://blogs.dion.ne.jp/tokusan/


だいぶ前からこちらは拝読し、その詳細さに敬服しておりました。
自分の開店に際しても、ずいぶんと参考にさせて頂いたのです。
いつかはうちのお店にもいらっしゃる・・・怖いけれどそれは光栄・・・とは
思っていましたが、まさかこんなに早いとは。
鋭いながらも全体に暖かい視点で綴って頂いて、とても嬉しく思いました。
皆様、当店のイメージの参考となさって頂けましたら幸いです。

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