「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

本の旅

当店の実店舗は明日17日(火)までお休みですが、28日(土)まで、神保町の
ブック・ダイバーで「ふるぽん合宿フェア」に参加中です。
ぜひお越し下さいませ。
以下もご参照下さい。

   ブック・ダイバー(探求者)
            http://bookdiver.exblog.jp/


順序が逆になり、その上だいぶ日が経ってしまいましたが・・・・・
7日(土)は、半日ほど豊島区めぐりのような感じでした。
午前中は「イケブックロ〜わめぞの古本・雑貨市in池袋」。

初めての催しで、場所も大体の見当だけで予備知識のないまま訪れた会場は、予想以上に広かったです。
そのスペースに割合ゆったりと置かれた本や雑貨の数々は、やや古びた建物に
小さく流れる懐かしい歌(原田知世等)と相まって、いい雰囲気を醸し出していました。


会場にゆとりがあるのをいいことに、ときどきぶつぶつ独り言を洩らしつつ、
本選びを楽しませて頂きました。

一度青山のお店を訪れただけで、幻となってしまったオヨヨ書林さん
(私には金沢は遠い・・・)の昔の目録や、一家で大好きな「テレタビーズ」の
絵本に出逢えたりして嬉しかったです。
他にもいろいろ購入しました。


テレタビーズ」は、いろいろあっても登場“人物”(?)がいつも楽しそう。
ベタながら、最後の場面もたまりません。


いつもこんな感じです。



昼食後、雑司が谷JUNGLEBOOKSさんへ。
この日がオープン日でした。
池袋から歩くのは初めてだったこともあり、同伴の長女は「何でこことここが
つながってるの・・・?」と位置関係を不思議がっていました。
若干迷ったし。


素敵なお店でした!
並べられた本の内容と占いの雰囲気に、半地下の構造がとても調和して感じられました。
非常に嬉しげな店主ご一家のご様子に私もまた嬉しくなり、落ち着く空間に
長居させて頂きました。
娘も私もお目当ての本を見付けられたのも、喜ばしいことでした。
特に、占い関係の本には今後もはまっていきそうです・・・。
もともと好きな雑司が谷の地に、またお気に入りの場所が増え、ますますこの土地との
ご縁が増えそうな気がしています。



店舗休業中、子供達と一泊の小旅行に出ました。
それぞれが乗物酔いがひどかったり、布団でなくベッドに寝たがったり、
人混みを嫌ったり・・・と要求が多く、検討した結果、神奈川県厚木市という
結果になり、果たしてこれは旅行の範疇に含めていいのかというような
近距離でしたが。


まあとにかく、普段あまりしないことをしようとバイキングの食事をしたり、
カラオケに行ったり、カフェに行ったりと各々の希望を尊重しつつも、
実はあちこちのブックオフ巡りを強行し、娯楽と仕事を合理的(?)に
こなさせてもらいました。
(ためていたブックオフ50円OFF券を子供達に分配する等の根回しもしておきました。)
日常と少しは違う環境のためかあまり喧嘩も起きず、それぞれの楽しそうな顔も
見られて良かったです。二日目の雨風すら、楽しがっていたのでほっとしました。


戦利品の一部です。

左の表紙の子は、表情といい話の筋といい、うちの三女かと思いました。
眠れずぶすっとしています。本人も認めるそっくり加減です。
右は、堀内誠一さんの絵がたっぷり楽しめます。


左は、「考現学」の現代版という感じの服装調査が楽しいです。
右の本には明治の空気がたくさん詰まっています。
どちらも私の好きな世界です。



お休みといっても、やはり本にどっぷりと浸かった日々だった感じです。
それでもまわり切れなかったイベントは幾つかあって悔やまれるのは
贅沢なのでしょうか。

お店は明後日18日(水)より再開いたします。
相変わらずの週4日営業で申し訳ございませんが、よろしくお願い致します。

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