「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

活字を追う

お誘いをいただき、先日またもや新たな街歩きに参加することが
できました。
「旅する図書館」です。


出発地はこちら。私にとっては土地勘のない地域です。



ガイドの方からこの街の歴史を伺いながら歩くのは楽しいです。
ご参加の方々のお話も参考になることばかりで、感心しきりです。



こんな石碑を読んだり、



こんな建物を見たり。


いかにもおしゃれで個性的なお店もあちこちに見られる中に、
さりげなく銅板建築等もちらほら残っている、そんなところが魅力的です。



例えばこのように(画像中央奥です)。
いろいろ見つけたくて、前後左右をきょろきょろしながら歩いていました。




お邪魔してお話を伺ったのは、こちら。



もうこの時点で目を奪われました。




膨大な数の活字が、部首や使用頻度、サイズなどで分類されて
収まっています。
うっとりと眺めてしまいました。
本に絡んだものだからなのでしょうか、ほとんど本能的に(?)
どきどきわくわくしてしまいます。


作業場の内部まで見せていただき、お話もたくさん聞けて、
貴重な時間でした。




その後、読書会の場へ移動です。



可愛いお出迎え。文明堂です。
迷いに迷って選んだのは、フレンチカステラでした。



当然の如く、美味でした!



自己紹介をしつつ「伝わる言葉」というテーマで各自持ち寄った本を
披露して、会話を楽しみます。お一人以外は初対面でしたのに、
その頃になると私もすっかりリラックスして、お仲間に入った気持ちになっていました。
本を媒介として話題が次々と展開し、気付けば外は暗くなっていました。


また参加させていただきたいと思っております。

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