猛烈な台風が通り過ぎ、東京の空気にはキンモクセイの香りが混じるようになっています。
自分の身近で起こったときにだけ、しかも被災もしていないのに話題にするのもどうかと迷いましたが、少しだけ。
家族も含め、周りの人とやり取りできる関係があるのはありがたいことなのだと今更ながらに思いました。少しのことでも言葉を交わせるのは心強かったです。
また、自分で何とかできるだけの力(知識含む)を身につけておくことも大切だなあと思いました。何事も。
今回も食料飲料等の準備はそれなりにしていましたが、土嚢については失念。店舗前にはあれば安心だったのに。雨がかなり本降りになるまで気付かず、慌てて調べた土嚢ステーションまではそれなりの距離だったので断念。幸いにも大事は起こらず、己の無知無力を思い知らされる結果にならずには済みましたが、認識の甘さに何だか恥ずかしくなりました。
どんなときでも気負わず慌てずさらっと生活をする、そんな人間でありたい。願望ばかりが先行しますが、ほんの少しでも理想に近付けたらいいなと思います。
この連休は、そんなことをふと感じました。
キンモクセイの香りは大好きです。毎年訪れると分かっていても、その時期になるたびに懐かしさと共に新鮮な喜びを感じてしまいます。
大変な状況の中でもふっと心の安らげるひとときが
ありますように。