「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

素敵な平屋たち

「古本 石英書房」の今後の営業予定については、前回ブログ記事をご参照下さい。




お知らせが遅れましたが、こんな本を扱わせていただくことになりました。



FLAT HOUSE Style』アラタ・クールハンド編 vital method発行
  ※現在、03(800円)のみとなっております。


一言で表現するならば、「平屋への愛」の伝わる小冊子です。



モノと人との繋がり方を語るような文にわくわくしてしまう私ですが、
家や部屋にも同様の興味を抱いております。
間取りを見るとわくわくと妄想を広げますし、歩いていて気になる家を見付けると
あちこちを見てしまいます。あやしい人と思われない程度にと
自制しているつもりですが、傍から見たら違う印象かもしれません。
お住まいの方に失礼のないよう、今後も気を付けたいと思います。


平屋は、以前住んでいた神奈川のとある地域で結構見かけました。
多くは小ぶりで、なかなか年期は入っているものの、何とも好ましく
感じていたのでした。
大工作業どころか整理整頓も苦手な上に、大人数の家族と暮らす私が住もうと
するのは現実的にはおよそ困難なのですが、
内心こんなところに楽しんで住める人間でありたいとも思わせられる存在でした。



そんな私が何年か前に書店で見かけ、購入を即決したのは
FLAT HOUSE LIFE』(アラタ・クールハンド著、中央公論新社)。
雑誌化される前に出た単行本です。これが出逢いでした。
わくわくしながら読み、眺め、その後すぐに『FLAT HOUSE Style』の01・02も見つけ、
とても嬉しかったです。
こんな小規模な販売形態でよいのかなと躊躇しつつも、扱わせていただくことに
なりました。



現在、01・02は在庫切れということでしたが、ぜひぜひ重版をと願っております。



建てられた当時と変わらない面も、持ち主や使用者によって手を加えられた面も、
現在のありのままの姿を捉えているかのような素敵な写真やコメントがいっぱいです。
好きなものを好きと静かに伝えるような感じをぜひじっくりと味わっていただけましたらと
思います。



私のとても好きなページの一つです。夜の平屋には、また違った魅力が。
  ※画像が光で白っぽくなってしまっています。ぜひ現物をご覧下さい。



家関係に関しても実はひっそり力を入れている当店です。
ぜひそちらの本もご覧になってみて下さいませ。



家にまつわる逸話や間取りの話題がたくさん詰まっている本たちです。





三女は無事に宿題を終え、意気揚々と新学期を迎えました。
残る二人は・・・。
長女はここ数日で呆れかえるようなミスとハプニングに重ねて見舞われております。
ぜひネタにしたかったのですが、本人の強い希望により詳細は書けません。
でも、いろいろ間に合うのか心配でなりません・・・。


でも。
このように綴る私も実は人のことは言えなくて、通知表のコメントを書いたのも、
三女の上履きと運動靴を買いに行ったのも新学期前日の昨日でした。
普段は日曜定休の筈の指定スポーツ店は開いていて、
「皆さん買いにいらっしゃるんですよ〜。だから今日はお店を開いてるんです。」と
笑顔で言われました。そのそばから同じ小学校の親子がご来店。途絶えないようです。
申し訳ないですが、助かりました!
“泥縄”な保護者ですみません。

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