「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

秋の香り

「古本 石英書房」の今後の営業予定については、前回ブログ記事をご参照下さい。


15日(土)、17日(月)、22日(土)と、今後休業が多くなってしまいます。
申し訳ございません。ご来店の際はご注意下さいませ。




気持ちの上でばたばたすることが続いて、なかなか文章を
紡ぐことができませんでした。
そんな調子がそのまま出てしまうのも、ブログの醍醐味・・・と
開き直るというか、思い切り言い訳しております。



そんなときに救ってもらいがちなのが、子供ネタ。
三人揃って学校の宿題を日課の後回しにしがちですが、
特に次女!「宿題終わらない新聞」を作っている時間で少しずつでも
課題を進めてほしいものです。大見出しで「助けて・・・」と
書いているのには、つい笑ってしまいましたが。


怒ってばかりいる私は鬼のようです。山姥ならぬ“宿題ばばあ”ですね。
そんな状況、何とかしたいです。




そろそろ文化祭の時期なので、三人それぞれに出し物の準備が
進められているようです(小学校にも“こどもまつり”なるものが)。
大変といいつつ、どこかうきうきした表情。


私も懐かしいです。この季節の空気の香りは私には独特に感じられ、
特に夕方頃のそれにはときにはっとさせられることがあります。
部活(吹奏楽)やクラス出展で慌ただしいあの時期の思い出が濃縮されて
いるかのように感じられるのかもしれません。


空気の匂いを言葉で表現するのは難しいです!


たびたびの干刈話題で恐縮ですが、干刈さんのいくつかの作品中で
「秋の匂いは子供のオシッコの匂い」という表現が出てきます。
彼女も秋の空気を特別に感じているのだなあと思いつつも、
当時の私には後者の匂いは想像がつきませんでした。
後年出産をして匂いを嗅ぐ機会に恵まれ(?)ましたが、
「ふーん・・・」という感じで心からの共感をすることはできませんでした。
でも、言わんとするところは少し分かったような気がしています。


思春期の学生時代も乳幼児の子育て時代も、一生のなかでは限られた、
一心不乱ともいえるような時期かもしれません。
振り返ると何だか夢のような。
今ではそのこともセットにして、かつてを懐かしむようになってきました。
  こんな話題展開ですみません。
  お読みの際に飲食されていた方には特にお詫びします。



非常に好ましいのだけれど切なくもなる、私にとって貴重な香り。
それをたくさん味わえる季節が近づいてきています。

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