「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

古本LOGOSさん

「古書西荻モンガ堂」さんで開催中の
「ヤチョー!テチョー!ヤチョー展」は、22日(火)までです。

(当ブログでのご紹介記事もご参照下さい)


ヤチョ―たちとその周辺の関連本たちに会いにいらして下さいませ。




市川の「アトリエ*ローゼンホルツ」では、今月のテーマ「お友達」を
展開中です。 



アトリエ1階のお友達コーナー。
アトリエでお持ちの本は1階各所と奥の2階、
石英書房の本は入口から見て手前の2階部分にございます。
 

 ・アトリエには、奥と手前の二ヵ所に二階があります。
    よい描写表現がどうも思いつかず、ぜひ実際にいらして
    みて下さいと申すばかりですみません・・・。

    


私がお連れした“おともだち”、「古本LOGOS」さんの本たちです。
こちらは手前の2階、石英コーナーです。



LOGOSさんとお付き合いさせていただくようになったのは昨年です。


昨年11月の、石英実店舗でのミニ古本市でのご紹介文を再掲させていただきます。


 ★今年の8月からひっそり始まった古本屋です。
 一箱古本市での体験と、『女子の古本屋』にそそのかされ
 石川県最北の古本・ブックカフェのお店を、週4日・時間限定で営業中。
 冬は「薪ストーブDAY」を儲け、蔵書の充実期間にしたいと思っています。


 営業日 火・水・木・土 10時半〜16時(冬季は平日のみ、週末は要予約)


  URL: http://www.iwashido.com/

  ブログ: http://iwashido.exblog.jp/


(ここからは私による文です)
LOGOSさんは、『女子の古本屋』(岡崎武志著、ちくま文庫)で当店のことを知り、
はるばる訪ねて下さった方です。
短いながらもお店を開いたからこそ、ご縁ができました。





直接にお会いしたのはまだ一度きりなのですが、お店の本たちや
綴られた文章を拝読し、メールをやりとりさせていただくうちに、
ずっと以前から存じている方のような気がして
参りました。よって、甚だ一方的ながら私の“おともだち”です。


人を知るには人柄というものが重要かと思いますが、本からその人となりが
想像されるということもままあります。
“本柄”とでも呼べるかも・・。
私がアトリエへ呼んでいただけたのも、手持ちの本を好きになって
いただいたことが最大のきっかけ(全てかも)ですし、
私はそのことがとてもとても嬉しかったのです。
LOGOSさんの本についても、同様にとても魅力を感じております。
アトリエにお越しの際は、ぜひ上の画像の箱をご覧下さいませ。





LOGOSさんがお店を開店されたのは昨年ですが、そのずっと以前から
様々な活動を続けていらっしゃいます。
その活動や日々の心情を綴られた「新月いわし洞通信」は1996年から断続的に
現在まで継続中です。
1996年〜2007年の部分は本の形にもまとめられています。





失礼ながら詳細は省かせていただきますが、私にとって出逢えてよかったと
しみじみ思える内容でした。
日頃様々なことに追われてじっくりと落ち着くことができない、あるいは
あれこれあちこちへと動けないということに焦りや不安を感じることが
私は多々あります。
でも、そんな日々の中でも出来ることはあるし、できないことがあっても
それを後ろ向きにばかり考えなくてもよいのではとまで
思いが至るようになってきました。


LOGOSさんが通信という形で見せて下さっている継続の力は、
多くの励ましを与えてくれます。私にとって、ささやかなように見えて
ささやかではない、確固とした存在感を備えた力です。
私にも、今の自分だからこそできるというような何かができたらいいなと
思います。
それをゆっくり、焦らずに生活の中からじんわり探すことが
今年の目標となりそうです。



本がきっかけで生まれた「お友達」の姿を、本を通して
ご覧いただけましたら嬉しく思います。
その中にお気に入りを見つけていただけたならば更なる喜びです。





アトリエでは、毎月テーマを設定しております。
それらをお伝えするショップカードがつい先日完成し、昨日拝見しました!



当店でもイベント出店時等に随時配布させていただきたいと思います。
お見かけの際は、どうぞお持ち下さいませ。


ちなみに、2月のテーマは「チョコレート」です。
当店でも関連本の展示を検討中です。

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