「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

穏やかな時の中

先日の「『暮しの手帖』を愉しむ会」について、です。


私がぜひアトリエで開きたいという望みをずっと抱いていたのは、
暮しの手帖』が似合う場所だと感じたから。
この場所の空気に、この雑誌がぴったりくるように思えていたのです。



この日は幸い好天で、風も良い感じでそよ吹いていました。









初夏〜夏の号を並べました。季節感が出ているでしょうか?




今日のブックトークの友は、五味子茶とクッキー。




暮しの手帖』についてちょっとお話した後、皆さんに
面白いと思うところを挙げていただきました。
関連本を持参して下さった方あり、
刊行時に読んでいらして、その当時に感じたことを
語って下さった方あり、性別世代に関わらず話題たっぷりと
いった感じでした。
どの号をとっても、「こんなのがありますよ〜」と言いたくなる
箇所があるのが嬉しいところです。


昔の雑誌には、「懐かしい〜」という部分と
「こんなものがあったんだ〜」という新鮮な発見、
どちらも見出せるところが楽しいと思います。
自分の生きてきた年数が反映されもします。





奥、左から第一世紀・第二世紀
手前、左から第三世紀・第四世紀


あと三年弱程で始まるであろう第五世紀は、どんな雰囲気なのでしょう。





ぜひまたお話したいと思い、賛同して下さる方もいらっしゃいましたので、
16日(木)にも「愉しむ会」を行ないます。
当日のアトリエでは、先日の認知症カフェからの発展形である
「ケアラーカフェ」が開かれます(10〜12時)。

そちらにお邪魔させていただきます。
この日も私は終日在アトリエの予定ですので、
よろしければお出掛け下さいませ。

こちら もご参照下さい。


先月の「認知症カフェ」に私も参加しましたが、大変有意義な
良い時間でした。 
 “有意義”という、合理的(?)な言葉は適切でないかもしれません・・・。
身内だけでなく自身にも引きつけていろいろ考える機会をいただき、
また温かく力づけられるような気持ちも得られました。
まだ直接には関わっていないことではありますが、
そんなときが訪れたときの備えになってくれそうな感じ。
ほっとできるひとときでした。
こちらもどなたでもお気軽に参加できます。



アトリエでの『暮しの手帖』バックナンバーの販売も、6月いっぱい
実施しております。どうぞご覧になってみて下さい。



関東地方も梅雨入りしたとのこと。
次の「愉しむ会」は、どんな景色なのでしょうか。

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