「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

憧れのお店

先日、三鷹のブックカフェ「フォスフォレッセンス」へ
行ってきました。
こちらにも先だっての「ふるぽん秘境めぐり」のチラシを置かせて頂いたので、
そのお礼も兼ねて。
文化祭の代休だった長女同伴で、というか
ぜひ彼女も連れていきたかったのです。
子連れでも暖かく接して頂けて、嬉しく思いました。


こじんまりとしたスペースの中には、私にとって
非常に近い好みの本たちが詰まっています。
だから、まるで自分の書斎のように居心地のよい空間です。
ブックカフェ初体験の娘と二人、フレンチトーストと
冷茶を味わいながらしばし読書しました。
そろって寛ぎまくったひとときでした。


購入したのは
私が『気になる部分』(岸本佐知子著、白水Uブックス)。
とても面白いとの評判をあちこちで目にしていたので。しかもサイン入り!

娘は『枕草子REMIX』(酒井順子著、新潮社)。
まだ古典は学んでいないのですが、青い鳥文庫の『清少納言は名探偵!!』
(楠木誠一郎作、講談社)を読んで以来、清少納言が気に入ったそうなので。


店内でもそうでしたが、帰りの電車内でも読みながらしばしば
笑いをこらえる怪しい親子になっていました・・・。



古書店にせよ喫茶店にせよ、またブックカフェでも
お気に入りのお店は幾つもあります。
けれども、自分が運営するという観点に立つときに
理想と憧れの筆頭にあたるのは
こちらのお店なのです。
自宅からは結構時間がかかるので頻繁にとはいきませんが、
これからも通い続けることでしょう。


太宰治好きのあまり、三鷹を選んで開店されたお店ですので、
太宰ファンの方にも是非ともお薦めです。


   book&cafe' Phosphorescence
http://page.freett.com/phosphorescence/

アクセスカウンター