「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

掘り出し物一点!

一昨日、次女・三女の小学校でバザーがありました。

今年はお手伝いの時間が短めだったので、
三女とゆっくりお客として見る余裕が出来、
まわっていると・・・絵本の中に光ってみえる一冊が。
すかさず手にして、三女に「ほら。」と見せると
彼女も目を輝かせました。


キンダーおはなしえほんの『つんつくせんせいとくまのゆめ』
(たかどのほうこ、フレーベル社)でした。
子供たちも私も大好きな「つんつくせんせい」シリーズです。
まだ読んだことのない作品の上、きれいなのに何と10円!!

簡易版の装丁なので元の額でもたいしたことはありませんが、
我が家にとっては掘り出し物でした。
小銭単位の幸運ですが、こういうのは何だかほんわり嬉しいです。


ストーリーもディテールの細かい暖かい絵も
とても好きなので、楽しく読みました。
「つんつくえん」の子供達と先生のお話なのですが、
第一作目には堅物ぶりが色濃かったつんつくせんせいが
次第にお茶目ぶりを出してくるのがまた良い感じです。


 保育園や幼稚園で毎月頒布されるようなこういうシリーズは、
場合によって何年か越しで続編が展開されるので、
ストーリーが広がって楽しみが膨らむのも魅力です。
図書館でも、ときどき各社のバックナンバーをチェックしてしまいます。

今回はノーチェック作品だったので、喜びもひとしおでした。

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