「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

中期休業前日に。

「古本 石英書房」の今週の営業は、本日のみです。
都合により、2月1日(水)〜4日(土)は休業させて頂きます。

  
  ※6日(月)以降の営業予定については、前回ブログをご参照下さい。




「新春ふるほん めぐり市」は、昨日29日で終了致しました。


お陰様で、この市のサブタイトルにあった「古本・ラブ」という感じを
改めて再認識できるような楽しい期間でした。
お越し下さいました皆様、誠にありがとうございました。






先日の王子駅付近の火事で、古い街並みに変化のあったことを
残念に思っておりました。
ある日ふと目に留まって手にした『東京人』の一冊。2000年10月号です。
ぱらぱらとめくっていたら、固まりました。




他、室内の写真もありました。


古本の神様のお引き合わせのように感じました。






長い冬期休暇や店主の体調不良、そして諸都合により
営業日が減少しているこの頃ですが、ぽつぽつと入荷はしております。
田端近隣にお出掛けの折は、どうぞお越し下さいませ
(当ブログで営業状況をご確認下さいますよう、重ねてお願い申し上げます)。






間もなく2月です。
個人的にも行きたいイベントが数々あります。
その一つがあちこちでご来訪情報のある、この方についての展示。
パナソニック汐留ミュージアムで、3月25日までの開催です。


詳細はこちらをご覧下さい。



考現学」には、以前から興味津々です。
家で話してみたところ、某娘には「何が面白いの?」と言われてしまいました。
・・・・・。私の説明が悪いのか。




今、手元にある本です。
たとえば、大田垣晴子さんも考現学にのめりこんだお一人といえるかと
思います。


著書『ふつうのファッション』(メディアファクトリー、2001年)より。



上記の今和次郎による採集に感銘を受け、ご自身も実践されたそうです。
以下が大田垣さんによるものの一部です。
この本には、たくさんの“調査”が載っています。




いつ見てもうっとりしてしまいます。



ただ、子のダブル卒業を控え、これからのバタバタが予想される私は
果たして落ち着いて訪れる時間がとれるのでしょうか。
しかも、会期中に展示の入れ替えがあって2月中に前半が終わってしまうため、
早くもやや焦り気味になってきております。


焦燥感を一言だけ洩らすつもりが、ついつい長くなってしまいました。
ご興味をお持ちの方は、ぜひいらしてみてはいかがでしょうか。

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