「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

動けるときには動くの記

子供達それぞれの学校での面談、学校行事、
自分の歯医者通い(しかも二ヵ所)、
更に身内の所用等々で、何だかばたばたする日々となっています。


そんな中でも(だからこそ?)、予定の隙間に何かを挟みこみます。
できるときには。





<その1・神保町>


(所用)→神保町→(所用)→神保町→(所用)という一日に。


cafe HINATA-YAさんで先日まで開催されていた
「やまがら文庫」フェアに行かれず、残念に思っていましたが
その名残に接することができました。


時間に押され、かなり慌ただしくなってしまったのですが、
久々となるカレーはしっかりいただき、本たちの並びを楽しく
拝見して参りました。いつもわくわくする本メンバーだと感じます。


カレーも美味しく、食後の移動中に身体がだんだんと暖まり、
元気が出てきました。薬膳のような効果を感じ、ありがたく思いました。





この日二度目の神保町は、ブック・ダイバーさん。
第7回「世界の木の実と雑貨」&ふるぽん 企画を二日間開催していました。



軽井沢の小林商会さんによる、多種多様な木の実の出張販売です。
ずっと気になっていましたがなかなか来訪が果たせず、やっと実現できました。
眺めて手に取って、個性を楽しみました。



アトリエ*ローゼンホルツで19日開催のワンド制作や、石英書房の石陳列の友として
活用させていただこうと思います。お互いに引き立て合って光り出しそう。




柘榴と柘榴石(ガーネット)。



シダーローズ(ヒマラヤ杉の実)とデザートローズ(砂漠の薔薇)。



殻の中の宝物(水晶クラスター)。




小舟に乗る蛍(石)。



いろいろ試しています。
アトリエご来訪の際は、ニ階の石コーナーをご覧になってみて下さいませ。






<その2・両国>


両国駅から徒歩数分の地に今年オープンした、
フリースペース『緑壱』さん。
オーナーは曳舟・鳩の街商店街の堂地堂さんのご両親とのことで、
以前から伺いたいと思っておりましたが、やっと機会到来。
こちらで30日(土)まで開催している
岡崎武志 挿絵展&岡崎武志 一人古本市」へ行きました。



JR総武線を背にして清澄通りを進み、「緑一丁目」交差点から三つ目の路地を
左折してすぐです。


   清澄通りから曲がってすぐ見えました。



中央にテーブル。こちらからぐるりと展示を眺めて寛げます。
壁の各面には、イラストが多数。


岡崎さんの私物コーナー。
「古本に挟まっていたもの」のファイルがとても面白かったです。
今までに自分が手放した本にもあったのかも・・と思うと
ちょっとどきどきします。



蔵書について、今までに書かれた文章・記事、今までに描かれた挿絵、
販売用の古本・ご著作・・・
スペース内いっぱいに広がる岡崎さんの世界が楽しいです。
随所に漂うユーモアが、室内を暖かくしているように感じられました。




自宅から行きやすいところにこういう場ができて嬉しいです。
次の企画は『離島の本屋 22の島で「本屋」の灯りをともす人たち 』(ころから)
のものだそうですので、こちらも楽しみにします。



以上、隙間時間での探訪記でした。



多少ぎっしり感があっても、詰め込んでみてよかったです。
楽しかったから!
体調とも折り合えて何よりでした。



今週末は、雑司が谷で「みちくさ市」と「手創り市」があります。
今回こそは好天でありますようお祈り致します。





また、今月のアトリエ企画「石に恋して」に連動して、
市川市東菅野のエフィアールさん(最寄駅・京成八幡)で
「石オタクの会」企画が始まります。
詳細は こちら をご参照下さい。


石のことばかり考える月となり、嬉しい私です。

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