「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

蔵書の増え方

ブックトーク・バラエティ
   「オカトーーーク!蔵書の苦しみ芸人」
 は、終了致しました。


ご来場下さいました皆様、誠にありがとうございました。


蔵書、その数量の膨大さとそれへの対処に
関する話題、いままさに自分が抱えている課題に耳を傾けて下さる
方が存在するということは、大変嬉しいことでした。
他の六名の“芸人”の皆さんの濃密なお話もとても楽しませて
いただきました。同じ「苦しみ」でも七者七様で、自分を客観的に見る
糸口ができたようにも思いました。



トーク時間の経つ早さにも驚きましたが、終了後の岡崎さんをはじめ、
出演された男性陣の会場を去る素早さにも驚かされました
(自分が遅いだけかもしれませんが・・・)
きっと皆さん本を探し求めに行かれたのだろうとほぼ確信しておりましたが、
案の定でした。特に「古本屋ツアー・イン・ジャパン」さんが
すぐに愛知へ向かわれていることにはびっくりしました。


かくいう私も、その後女性陣で訪れたお昼を食べたカフェで
展示してあった本をランチを注文するなり見に行き、
販売用ではないのにがっかりしていたのですから人のことは申せません。
こうして蔵書芸人一同の蔵書は増えていくのですね。




会場の日本出版クラブへ向かう途中に見かけた猫。
余程喉が渇いていたのか、私が近付いても警戒はしつつ
ごくごくと水を飲み続けていました。





「レ ラド ビブリオテック」としての会期は本日23日までとなっておりますが、
神楽坂の街には多数の魅力的なお店があります。様々な路地を探す楽しみも
多いことを、私もこの機に改めて実感致しました。
ぜひゆっくりと街歩きしてみてはいかがでしょうか。
私自身も少しずつ実践したいと思っております。
神楽坂の細かな路地は奥が深いですので。




当店が出品している矢來町カフェの
向田邦子が選んだ食いしん坊に贈る100冊+2冊を探書する!
    完結フェア」

は、会期延長により本日・27日・28日・3月1日に開催しております。
最終日は15時にて終了ですので、ご注意下さい。



近所の書店で見つけた、今月の新刊です。


著者の向田さんへの敬愛ぶりが詰まった本だと思います。
その気持ちの表現が独りよがりなものにならないよう、
常に注意している感じも好ましいです。
著者が選ぶ「向田ベスト10」入りです。「読む」編と「観る」編。
選んだ根拠を語る文もまた楽しみでした。



こうして即購入するから、また蔵書が増加するのです・・・。

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