詩人の長田弘さんが亡くなられたことを新聞で知りました。
とても辛いときに、この方の文庫本の詩集(長田弘詩集・ハルキ文庫)
を電車に揺られながら読んで、じんわりと元気づけられたことが
あります。
私の常で、好きだからといって全ての作品を読んだという
訳ではないのですが、特別な存在でした。
あれこれ考える前に涙がどんどん出てきて、我ながら
驚きました。いい年をして恥ずかしいような気もしますが、
自分の中にわきおこったそんな感情を覚えておきたいとも
思い、ここに記しました。
ご縁のあった方の訃報が最近続いていて、
そのたびにいろいろな日々の思い出を甦らせています。