「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

湖畔のキャンプ

思い立ったが吉日、その言葉通りに急遽行って参りました。


ALPS BOOK CAMP (こちら)


昨年に噂を見聞きし、面白そう〜と思っていたこのイベント、
訪れる日がこんなに早く来るとは・・・。



こんな景色の中で、




このような出店が。
本だけでなく、雑貨や古道具、飲食物等も販売されています。




そもそもこのイベントを知ったきっかけは、屋外販売といえばこの方
放浪書房さん。会場で突然お声をかけて驚かせました。
  寿命を縮めてしまっていたら、申し訳ないことです。










このように、お仲間と一列横隊になっていらっしゃいました。


かき氷の列に並んでいる間、夕やけこやけさん(すぐ上の画像)の
“遊びコーナー”にあるおもちゃピアノの「歓びの歌(第九)」
ずーっと響いていて、それがとてもよかったです。
  ※小学校で習うので、うちの三姉妹も順番に奏でていたのです。
   それが懐かしくもあり。


「ベリーベリー」という、ベリー類三種混合のかき氷を食べました。
暑さでぐんぐん溶けていくけれど、猛暑の必需品といった感じの美味しさでした。






お知り合いのお一人、「ひらすま書房」さんも富山からご出店。
「仕事」についての本を多く取り揃えておいでです。
仕事の形や方向について考えるべきところのある私は、あれこれと
ページを繰って本を選ばせていただきました。


各店を廻っていても、いろいろ考えが巡らされて。
森の中というのが、思索を深められるかのようなイメージがあって
すごく心地よい感じがします。ときどきバイオリン等の音楽も流れてくるし。
暑いとはいえ、私のいた時間はずいぶん木陰に救われました。



何店かで本やリトルプレスを選びました。
そして、石。


私にとって、とても気持ちをかきたてられる要素満載でしたので、
お願いして写真を撮らせていただきました。







「珈琲とカレンダーと石と木の店 by LPACK」さんです。
私のと似ているようで全然違う、こんな売り方もあるんだ・・・と、
新鮮な気持ちで眺め、楽しませていただきました。


私が買い求めた石は、一番最初の画像にあります。
  さて、どれでしょう・・・?





出店ブースそれぞれが、好み、考え、理想等をくっきりと打ち出しているという
印象が強くて、楽しいなあと思いました。
ただ、どうしても好きな世界は重なりがちで・・・本も重なりがちに
なっています。よい本たちばかり。
考え方の共有もできるのですから、決して悪いこととは思いません。
何しろ好きな、素敵な世界なのですから。


  それは、自分が小さな古本市に出店するときの選本の際にも
  ときに感じることなのです。更に何かを試みたいと。
  どんなふうに?という案は未だ出せていませんが、
  いつも心に小さな小さなかけらが転がっている感じです。  
  


こんな感想ももったものの、好ましい世界が好ましい空間で展開されている、
そこで過ごせてよかったです。
遠くまで来た甲斐があった! しみじみ思いました。
  自分が運転した訳ではありませんが・・・。
  そこは家人に感謝すべきでしょう。




思うばかりで実践の少ない私ですが、この夏は少しは動いて
見聞を深めてきたいと思います。


8月16日(土)の金沢一箱古本市に出店致します。
思い出す限り、東京・千葉以外で外で対面販売をするのは
初めてです。どきどきしますが、まずはとにかくも好天を祈ります。


8月は“動く月”となりそうです。
できるだけブログに綴ろうと思っております。

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