「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

白く光るもの

なかなか記事の更新ができずにおりますが、
それなりに動いてはいる日々です。



もともと「石」という土台はあったのですが、
来年度から理系を選択した次女につられてか
理系絡みの事物に目が行きがちなこの頃。
そうすると理系の話題に接する機会も何だか
増えてきました。
 

こちら もご参照下さい。
このときの理系トークでご一緒した「sea slug」さんの展示を拝見してきました。








中央にぶら下がっているのは、イカのペンケース。



くらげについての知識は皆無なのですが、あの独特な質感は
かねてから好ましく思っております。
“本物”ではなくても、むしろだからこその個性が豊かなゆらゆらたちを
見て回るのはとても楽しかったです。


迷った挙句に連れ帰ったのはこちらです。



本当に漠然と、なのですが、私には水晶を感じさせるものでした。
キンと白く光る透明な水晶のイメージです。


そんな水晶は、こういうところで生まれているのでは?
と感じさせるものが手持ちの石にありました。



ざらざらごつごつした表面の中身は、中心に向かうにつれて
透明度が増していきます。
石の成り立ちを明解に説明できるだけの力がなく
(いつかはそんな力をぎらぎら発揮できるようでありたい)、
かといってその美しさを的確に、文学的に語る力も足りず・・・
己の無力さを残念に感じつつも、石の放つ魅力にただきらきらして
魅せられています。






石各種は「アトリエ*ローゼンホルツ」さんでお手にとれる形で
展示・販売させていただいています。
その日・その時間ごとの光によっても違ってみえるその姿、
どうぞご覧になってみて下さい。



アトリエでの来月のブックトークは、2月4日(木)10時30分頃からです。
何事もなければ私も参加するつもりです。
本の話もまた楽し、ぜひお試し下さいませ。




昨日は今日は寒いです。
東京は夜から雪かもしれないとのこと、雪もまた白くてきらきらして綺麗です。
積もると後が大変ですが・・・。


長い間ついつい購入を見送ってしまっていた雪かきスコップも
昨年ついに購入し、使い主当人の体力以外は準備は万全、
少しはわくわくしてみようと思います。

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