お話会「竜の心臓の石」。
フローライト(蛍石)を側に、遠い国の遠い昔のお話を聞く。
いろいろなエピソードがどんどん繋がって膨らみ、
長い鎖となって伸び続けていくようなお話でした。
実際には、お聞きした分よりもずーっと長いものだそうです。
日常とは異なる世界が近しく感じられる、そんな時間を
過ごせて嬉しく思いました。
この日の主役ともいえる石の近影。
お茶とお菓子も、いかにも相応しいものが登場です。
お皿の中にあるのは、石とお菓子です。
どちらが石で、どちらがお菓子?
知らずに一見していたら、区別がつかないかもしれないなと
思いました。
石を眺めて触って一人できらきら・にやにやとして
嬉しがっているような私ですが、
更に新たな広がりを見出していかれそうな気も。
ますます光を放てたらいいなあ。
空は暗く、久々に雨も降ってしまいましたが、
濃厚ながらも柔らかな空気に包まれて過ごせた半日でありました。
高畑さんのお話会は、今年は年間を通して「妖精と石」が
テーマになります(3月は特別で『竹取物語』です)。
次回は6月4日、「妖精の籠の石」です。
お話は勿論のことですが、石にもご期待いただけましたら幸いです。
明後日8日から、京都で「女子の古本市」が始まります。
「レティシア書房」さんへの最寄り駅は、市営地下鉄の
「烏丸御池」です。
こちらもどうぞよろしくお願い致します。