「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

お散歩隊、団地へ行く

石英書房は「石ころ散歩」に行って参りました。
今回の隊員は、4名でした。


真夏日の続く最中でしたので憂慮していましたが、
強い日差しの中も強めの風が吹いていたのが
救いとなる一日でした。


行き先は、千葉県松戸市
こちらからスタートしました。



常盤平団地です。
大きく大きく成長した並木道が名物(?)の一つ。
ここを進んでいった先の方に、子供の頃住んでおりました。


画像がぼやけていて申し訳ありません。


拡大してみると、現在地のやや下に、四角形でない建物がいくつかあります。
これは「星形住宅」。
「スターハイツ」とも呼ばれることは、結構最近になって
知りました。
以下がその現物です。



子供の頃はごく普通に存在するものに過ぎなかったこの形、
大人になって間取り好き熱が高じてからは、その構造が気になって
仕方ありません。
このタイプの棟に友達がいた記憶もないので、おそらく入ったことはないと
思われます。今は間取り図を見て妄想するしかありません。



星形住宅の作りには、全ての部屋に光と風が入るようにとの意図が
あったようです。
一列でなく、木々や芝生の中に点々と置かれた配置、しかも
自然な高低差もあるところなど、ゆったりとした印象があります。
良い意味での無駄さが私には好ましく感じられます。





この団地ができた昭和30年代は、まだ世帯ごとに車を
所有する日が来るという発想はなかったようで、
各戸用の駐車場設置という概念はなかったと思われます。
その分のスペースはほぼ緑地で、その中を子供の私は走り回ったり、
木に上ったり、雑草でおままごとをしたりと活用しまくっておりました。
そんな日々がありありと思い出されてとても懐かしかったです。








友達と一緒ももちろん楽しかったけれど、半端な時間や日曜日、
家を出てすぐのこんな場所で一人で過ごすのも楽しかった。





こんなにも大きく成長しているなんて。
凄い並木道だなと思ってしまいます。



これは今は住んでいない者の郷愁に過ぎないのかもしれませんが、
この地が住む方に居心地良く、きらきら光り続けていくことを
勝手に密かに願っております。




掲示板にありました。猫いっぱいです。



猫といえば。



うにゃうにゃと長々、とてもたくさんおしゃべりしてくれる猫でした!







こちらでランチの心積もりをしていたのですが、
臨時休業の張り紙が・・・無念です。


ランチから、隣の八柱へ移動しました。


次回へ続きます。

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