「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

川とかき氷と石と

記事の更新が非常に緩やかな速度になっています。それなのに読んで下さる方々に、感謝申し上げたい気持ちです。


暑さやら何やらで、どうも体調がぱっとしない日々が続いています。今はやや希少性が生じている「純粋休日」も、何をして良いのか分からなかったり。時には昏昏と眠ってしまったり。

これではいけないと、まずは広い景色を眺めにリバーウォークへ。東武線沿いの、隅田川を渡る道です。


広い空と広い川。これだ、と思いました。


いろいろな船が通ります。




 


ここから見える川べりでは、楽器の練習風景もときどき目にします。今までに私が目撃したのは三味線、テューバ、ドラムセット・・・と多種多様で、血が騒ぐような懐かしさを感じたりもしました(元・吹奏楽部なので)。

いいなあ、ここは。私の好きな道の一つになっています。気分転換にちょうどいい場所が近くにあるのはありがたいことです。



川を渡ると浅草です。ふらりと浅草松屋へ。
書店に立ち寄った後、突然思いついたのはかき氷のことでした。思い切って1階の虎屋に入り、宇治金時を食しました。美味しい・・・。抹茶も小豆も、そしてその奥にかかった和三盆の蜜も。しみじみと味わいました。


遠い昔、宝石鑑別の学校に通っていた頃にそこで知り合った方に誘われて虎屋の本店へ行き、やはり宇治金時を食べたことを思い出しました。
大きな、とても美味しいかき氷でした。そして楽しかった。

あの頃、学校に通ってその後どうするとはまるで考えていなかったのですが、とにかく石と本格的に向かい合いたかった、その気持ちもするすると思い出されました。


再び川を渡る帰り道は、来たときよりも元気になった気が。歩いてみて良かった。




引き続き、こんな感じで石と向き合っていきたいです。
一目惚れのこけし。怖い顔のようだけれど、実はすごーく楽しんでいるに違いないのです。
勝手な妄想ですが。


石は、ミャンマー産の水晶です。
こうしてみると、觔斗雲みたい、とこれもまた個人的な妄想です。

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