気付けばまた1ヶ月の空白を作っていました。
前回記事では川が登場しましたが、今度は海です。
急に海が見たくなりました。
いろいろ算段し、早朝出発で近場(?)の海へ。電車に長々揺られての移動は嬉しい。本を読んだり、次第に変わっていく景色を眺めたり、うとうとしたりと電車で過ごす時間そのものが好きです。
こういう、野趣ある景色を眺めたかったのです。
こんなものもありました。楽しそうな気配の名残りがある気がしました。
私は石を拾います。瑪瑙を探して。それらしき?石も見つけましたが、確信はありません。それでも楽しい。
波の音は心を落ち着かせ、ぐちゃぐちゃに絡んだ諸々を解いて片付けてすっきりさせてくれるよう。どんどん自分がシンプルな存在になっていくような感覚。それが心地良くて、長い時間を過ごしました。
休暇なのだからと、偶然見つけた町営の温泉に入り、こんな食事も摂ってみる。私にとっては小さな冒険です。
勢いづいて、乗り換え駅で降りて少しふらふら。地図で知った給水塔跡を目指します。
ぐるりと一周して堪能しました。
一昨日くらいから金木犀の香りが漂うのを感じていました。この地でもふわりと香り、それに磯の香も加わっているのが普段と違って、とても新鮮でした。
良い季節に訪れたなあと思います。天候を心配しましたが(雨女)、珍しく大丈夫でしたし。夜、予想外の雨が降ったときには、とうに帰宅していました。
できるだけ長くこの香りが続きますようにと願います。
その気になればプチ旅というかロング散歩はできることが分かったので、ときどきこうして心身に風を入れようと思います。
この気持ちを覚えていられるように、綴りました。