「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

続く梅雨空

物事が進められない・・・。
期限ある書類の出し忘れにも半月以上経って気付いた程です。情けない・・・。
梅雨空に相応しすぎるくらいの停滞状況は続きます。

本はぽつぽつと読みます。
石にも触れます。


時折このブログでも登場しているガーネットの原石。ブラジル産。

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画面にちょっと加工して薄化粧を施してみました。


形も重さもとてもしっくりときます。
何かのメッセージを発する訳ではないけれど(少なくとも私には聞こえません)、掌に乗せて眺めていて飽きることがありません。
この時間は決して無駄なものではないと信じたいです。



そして、こんなものも持っています。

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こちらは木製。石のような姿に一目惚れしました。
裏には名前も彫ってもらっています。手彫りの、味のある字体です。そういうサービスは大抵遠慮してきたのに。

掌にちょっと収まりきらないくらいのサイズですが、何しろ木なので軽いです。比重の大きいガーネットと比べると余計にそう感じます。その違いを楽しんでいます。

買った頃よりもずいぶん艶が出てきました。
変わらぬ姿の石もいいですが、変化していく木の佇まいもまたいいなと思います。 


もしかしたら、単なる「塊」好きかもしれません。




何故だか焦る気持ち少なくこういう無の時間を取り続けています。何が生まれるのか分からないけれど。


長時間走る乗り物に一人乗って、これら塊を手の中に置いてぼーっとしたいです。そしてときどき本を読む。車窓の景色は非日常的だったら更に望ましい。

本当は今年の目標だった、旅がしたいという希望はいつ実現できるのでしょうか。

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