石馬鹿シリーズです。
己のコンディションが芳しくないときは、励まされるような石が目に留まります。
マダガスカル産のファントム・クォーツです。
水晶の成長過程が山の姿、木の年輪のように見えているものをこのように呼びます。
背景を変えて。
石の内部に浮かび上がるラインの連なりは、ざっくり申すと、水晶の成長が一旦止まってはまた始まる・・・という繰り返しによってできるものだそうです。困難を乗り越えていく象徴のようにも例えられることがあり、心弱っているときにはそういう表現がちょっと胸に響いたりも。
私は乳白色好きなので、この柔らかな色味に心惹かれています。どこか凛として感じられる佇まいにも。眺めていると心が静まるような、荘厳さの気配も感じる気がしています。
手を加えていない原石の野性味溢れる感じもとても好きなのですが、この石のような風情は磨かれることでより輝いているもののように思われます。磨き手ありき、かと。巡りあえたのは嬉しいことです。
お天気は下り坂のようです。
引き続きの自粛生活ですが、心穏やかで過ごせますように。
少し前のスカイツリーです。
意味ある青の色。
皆が健やかでいられますように。