14日の日曜日、アノニマ・スタジオさんで行われていた「Book Market2010」へ
行ってきました。
http://www.anonima-studio.com/frameset.html
HPを見ると、いわゆる地図でなく、文章のみで綴られた“言葉の地図”で
案内が書かれているのがまず目を惹きました。
蔵前の駅で、張り切る長女にその地図を渡すと、走る走る!
次女・三女と連なって走っていくのを呆れながらも追う私。
あまりにも場にそぐわない風景を作ってしまいました。
地図の中で気になっていたワード、「赤い尖塔」。これでした。
なかなか凝った遊具のある幼稚園です。
角を曲がるとすぐでした。
ブルーグレーの窓枠が素敵です。
今、この色味は私にとって気になるものの一つなのです。
中は、静かなる熱気がたちこめている・・・という印象でした。
出版社・書店さんの規模の大小は本当に様々でしたが、それぞれに
“心を込めて作った(或いは選んだ)本です!”といった雰囲気に
満ちており、そのエネルギーが大変に心地よかったです。
いろいろな新たな出逢いがありました。
こういう場に触れると、古本は勿論ですが、新刊本も扱ってみたいなという
思いがむくむくとわいてきます・・・。
無駄を削ぎ落としたような室内の設えも良かったです。
洗練されているけれど、親しみやすい暖かさも保っていて。
見て触れて、心から素敵だと感じて憧れるけれど、同時にやはり私は
ごたごた荘的雰囲気でいくのが自分のイメージなのだと痛感しました。
お洒落やお化粧に縁がなく(というより作らず)今まで来ましたが、
お店という自己表現の場を得て初めて、自己演出というものを考え、正面から
向き合った気がします。
大袈裟な表現ですが、ものすごく新鮮で刺激になる日々です。