「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

ころころ石ころおさんぽ隊 第四回

まさに真冬の時期ですので、よく晴れ、比較的暖かで本当にほっと致しました。


今回は神保町方面へ。JR御茶ノ水駅の聖橋口で集合しました。三名での活動です。
人数少なめでしたので、モーニングを軽くしてランチを・・・と思い、
いろいろ調べて前夜に発見したのがこちらのお店でした。


神田明神下御臺所町 三井製パン舗」

  HPは こちら


地図を見ながら、お店へ向かいました。


神田明神の鳥居をくぐります(画像はくぐった後)。
せっかくなので、お参りもしました。
ビルに囲まれてはいますが、清々しい空間。
門等の色合いや装飾に華やぎがあるのも良い感じです。



鳥居の足元の装飾も好きです。




門を正面に見て右へ。


更に右の「女坂」を下りると、すぐ右側に目的地がありました。




看板のアップ。これで「パン」と読むのですね。
江戸時代の商店の看板のようで素敵です。


どのパンにするか、非常に迷いました。
それぞれ異なる餡パンを選択。コーヒーと共に店内でいただきました。
非常に丁寧な味、という印象を受けました。美味でした!
店内の雰囲気も含め、清々しい心地よさを味わいました。




家へのお土産用に購入したのは、「紅茶と柑橘」という名のパンです。
こちらもまた、優しく豊かな味だと感じました。




お店側から見た女坂です。
階段上、奥に見える建物は、ホテル!
そのこじんまりとした魅力故、私達の妄想&野望(?)の話がひとしきり
盛り上がりました。



ホテルの入口付近です。


  妄想&野心とは、
   *ここに泊まるには私達の自宅は近過ぎる、もしいつか“ムダ”なお金が
    手元に入る機会があったら(宝くじ等)泊まろう。


   *遠方の身内・友人等が上京することがあったら、ここを薦めて
    泊まってもらい、感想を聞こう。


   *多少の入場料を払ってもいいから、各室内を見せてほしい。


等々・・・。ああ、こういう話題は楽しいです。一人で歩くのと違った
魅力ですね。


同行の方が後で調べて下さったところ、ここの部屋は一室一室
内装が異なるのだそうです。
ますます気になりました。




今回は行かれなかったのですが、比較的近くの「yuruliku」さんというお店が
気になります。
扱われる品のほとんどが“メイド・イン・トーキョー”だということに
惹きつけられました。
お店としてオープンしていらっしゃるのは、金・土のみのようです。
   HPは こちら です。




元来た道を駅の方へと戻ります。




更に進み、いよいよ神保町方面へ。
まずは「文房堂」さんへ入りました。ビル丸ごと文房具や画材、
アートな雑貨があります。
多彩な品々を見ながらの会話も楽しみました。それぞれにお買い物も。




そして、古本ゾーンです。
数多くの古本屋さんが連なるこの街でどこのお店へ向かうのかというのは
なかなかに難しい問題ではあります。時間の限られた主婦のお散歩として、
私は子供の本に絞ることを選択しました。


「みわ書房」さんと「ブックハウス神保町」さん。
違った個性を持ちますが、どちらも見ごたえのあるお店です。



みわ書房さんは「神田古書センター」の5階にあります。
新旧(特に旧)様々の絵本と児童書の充実ぶりには
感心させられるばかりです。いつ訪れても、何かしら自分にとって
懐かしい本との再会があります。




そんなにたくさんの好きな本たちの中でも、石絡みの本をぱっと捉えてしまう私・・・。
この本の現物を手にしたことがない以上、連れて帰るしかありませんでした。



なお、みわ書房さんのお隣の「薫風花乃堂」さんは、石、古道具や
アンティークの品、鍼灸等の身体関連の本・・・、
私の好み・関心事項のぎっしり詰まったお店ですので、こちらも
欠かすことのできない存在です。




次の「ブックハウス神保町」さんは主として新刊本を扱っていますが、
絵本の冊数が大変充実しています。
店内中央の子供のスペースも見事だと思います。更に絵本関連の雑貨も多数。
もともと好きな本を見るのももちろんですが、絵本の旬の話題を知るにも
貴重な場だと私は感じています。


今回はレジそばの地図各種に大変に心惹かれました。
貼るスペースが思い当たらないために購入を断念しましたが、
いつかは貼って眺めてニヤニヤしたいと思います。 
 いかなる地図かをうまく説明できないため、何だか思わせぶりですみません。




道を引き返し、昼食に向かったのは「HINATA-YA」さんです。 HPは こちら です。



まずは手動ドアのエレベーターを、自分の手柄の如くわくわくと
ご披露しました。



手で押さえていないと閉まってしまうのです。


「到着」の文字の点灯確認は重要です。


4階へ。お店の入口です。






お願いして、店内を撮らせていただきました。
落ち着く空間です。見晴らしも良いのが嬉しいです。


チキンカレーを食べました。私には少し辛いけれど、
元気を引き出してくれる味です。
後々まで体内が暖まっているのを今回も体感しました。





次に向かったのは「東京堂書店」さん。
大きな改装をされてから後、気になりつつも訪れることができずにいました。


僅かばかりの情報から想像していたよりもずっと落ち着いた、居心地の良い
場となっていると感じました。
新刊書店も、見せ方次第で本が違ったものに見えるということを改めて実感して
新鮮な気持ちを覚えました。今回はざっくりと見るに留まりましたが、
店内のブックカフェも含め、いずれじっくりと腰を据えて過ごしてみたいと
思いました。




最後に入ったのは、「ガイア」さん。HPは こちら です。
こちらのごはんもまた、私に元気を与えてくれる存在です。
無性に食べたい!と思い立つとき、身体または心、もしくは両方が
弱っているのを感じるのです。またいずれお世話になることでしょう。


各階を見てまわり、今回はチョコレートを買いました。
一つはお土産、一つは自分専用で。ずるい!と言われてしまうかも
しれないのですが、小さなこの一つを味わいながら
楽しい思い出を反芻するのは案外貴重なひとときだなあと思うのです。
  ちょっと言い訳・・・?




ご参加下さいましたお二方、誠にありがとうございました。
いらして下さることで、私もまた愉しむ機会を与えていただいているのです!




次回のおさんぽは、日暮里・舎人ライナー乗車と西新井大師
組み合わせる予定です。
2月17日(月)または20日(木)に実施の見込みです。
ご参加希望・お問い合わせはお気軽にどうぞ。お待ち致しております。





明後日25日(土)〜27日(月)は、
〜祝☆3周年イベント〜 「ikkkA祭」
です。

     各日 11〜18時(最終日は17時まで)です。


押上駅A3出口を出て、徒歩10分弱です。
異なる出口を使うと、やや分かりにくくなりますのでご注意下さい。
本所高校と墨田中学校の間の道を進み、水戸街道とぶつかる角のお店です。



明日から搬入に入ります。楽しみです。


   ※石英店主は、25日(土)の12時30分頃〜15時30分頃は不在予定です。
    お店番がおりますので、何かございましたら
    そちらにお言付け下さいますようお願い致します。

アクセスカウンター