「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

深川での半日

店内のミニ特集コーナーは、今回は「あつめるのが好き」と名付けました。
個人の蒐集の話題や、集めるための手段の参考本等を並べてみましたので
どうぞご覧下さいませ。
入れ替え・紹介等は随時行って参ります。



連日の暑さに体もこたえているのか、心の願望通りの行動がなかなか
実現しにくいこの頃です。
昨日も往来座外市にぜひぜひ向かいたかったのですが、どうも体が動かず・・・
(わめぞの皆様、申し訳ありません)。
結局、自宅から比較的近い「ふるほんばし」のみに行って参りました。
今回は、“うちの三姉妹”も勢揃いです。



小さめながら、だからこそといえるかもしれませんが、和やかな雰囲気の
市となっていました。
各お店のジャンルは様々なのですが、全体としては「深川」という地に
しっくりとくる和風の香りがあると感じました。ドラム缶の上に置かれて
流れる、レコードの音もまたよかったです。
地元の方も観光の方もどちらもいらしたようですが、お客様は年代に関係なく笑顔の方が
多く、楽しそうでした。


私自身もお店の方とお話したり、目にしたことのない本を入手できたりと充実の時間を
過ごしました。
子供達も、それぞれにお買いものしていました。たとえばこんなもの。



一つ一つの違った表情が可愛いです。箱の中裏にはメッセージあり。
こつこつと積み重ねが大切だというようなことが書かれていました。
「漢字練習のことだね。」と、私がわざと言ってみると、漢字の苦手な三女は
無言でした・・・。



仕事として携わり出していると、自分の中ではもう馴染みになっている古本市ですが、
“東京でも東側方面ではまだ少ないので頑張っていきたい”ということを
語っていらっしゃる方がいて、はっとさせられました。
新鮮な喜びや発見の場は、どんどん広げていきたいです。



その後、すぐそばの「深川いっぷく」へ。
遂に訪れることができました!
ギャラリーとカフェを兼ねており、子連れでも気兼ねなく入らせて頂きました。
その後も小さいお子さん連れの方の入店は多く、お店の親しみやすさを
物語っているかのようでした。
お茶類も「アイスクリン」も美味しかったです。


子供達は、店内随所に飾られた雑貨やアクセサリーに目をキラキラ、
私は書棚で行われていた「300号300テーマの彷書月刊・・・ベスト・セレクト フェア」にキラキラ。それぞれにうろうろしておりました。


彷書月刊』は、いろいろな方がテーマを設定して選定された数号ずつで箱に分類されていました。
販売も、基本はそのセットごとになっており、面白くかつ見やすい構成だと感じました。
一人で行っていたら、どっぷりはまってしまっていたかもしれません・・・。
10月3日(日)までですので、皆様ぜひどうぞ。


普段設置されているという、リコシェさんの本のコーナーもぜひ今度拝見したい
ものです。




まだ水分を摂り足りない子のためにその後氷も買いつつ、かかしを見ながら深川を
後にしました。
かかしコンクール中のため、商店街には様々なかかしがいたのです。


こんなかかしから(ピーマン?の、俯きの角度が絶妙)



こんなかかしまで(背後の「クール」の文字がぴったりかも)、いろいろでした。
気になるものを挙げたらきりがないほどです。


脇道にはストック(?)たちもたくさん待機していました。



いつもは疲れた等々の文句がどこからか出るところなのですが、この日は大変少なく、
皆満足顔。「こんな近いんだね」「また来たいね」等、好評でした。

時間の流れがどこかゆっくりなようで、不思議な感覚も楽しめた気がする午後でした。

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