「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

哲学への歩み、路地を辿る

先週末から来週にかけて、様々な方面からの所用が
たてこんでしまいました。
そのため、へとへとを通り越して不思議な清々しささえ
感じられる気がしています。
ある意味、貴重な経験だと思います。


そんな訳でブログ記事がしばらく書けず、気付けば
九月も末に向かいつつあります。空気もすっかり秋の気配。
早い早い。




先週の哲学カフェと路地のプチ散歩の余韻にどっぷりと
浸る間もあまりなかったことが残念でなりません。
でも、経験したことこそに意味があったのだと
今になって改めて感じています。


「哲学」は私にはずっと馴染みのない世界で、
今回も興味は抱きつつも、大丈夫かと実は
どきどきしていました。
けれども、体験に基づく皆さんのお話を伺うのは楽しく、
終わりの頃にまとめの如く語られた言葉に
目が開かれるような思いがしました。


日常性がどこへ繋がっているのか、
他者の世界へどう入っていくか、、
そして共有すること、
そういったことを考え、目指すことが哲学なのだという
お話です(ニュアンスが違っていたらすみません・・・)


そういうものであったら、私でも少しばかりは
入って行かれるのかも。そんなふうに思えたのは
嬉しいです。
この年齢になったからこそ、まだまだ世界が広がる
可能性があると実感できたことが喜ばしく思えるのかもしれません。





そして昼食後、やや雨の弱まるのを見計らって
路地散歩に出発しました。既にかなり雨の降った後
だったこともあり、ごく近所へのミニ散歩です。






防犯灯を辿るお散歩でもありました。




私のお気に入りとなったのは、こちらの4号。
その理由は・・・



この、石の粒つぶ具合が好きだからです!
昔は公園の遊具などでよく見かけた気がします。懐かしい・・・。






蓋された井戸。




かわいいポスト。



短時間といっても、数々の魅惑の景色がありました。
加賀谷さんのガイドあっての楽しいひとときでした。
お手製の地図もいただくことができました!




雨の中、急な企画にお付き合い下さった皆様、ありがとうございました。
  ※今更という時期になってしまい申し訳ありません。

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