「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

梅の香

石英書房の実店舗は明日は通常通りの営業ですが、明後日23日(土)は都合により休業致します。

ただし、14~16時頃は在店の予定ですので、ぜひ23日にという方はその時間帯でお越し下さって大丈夫です。その際はご一報いただけますと助かります。
 

また、3月5日は火曜日ですが、都合により休業させていただきます。


以上、よろしくお願い致します。




「食のお座敷ブックマルシェ」は、明日までです!
少し早めの時間から順次撤収となりますので、お出掛けの際はご注意下さいませ。




梅の季節です。
梅の花は佇まいも香りも大好きなのに、この時期は何かとばたばたして、ここ何年かきちんと見に行く機会を作れずにおりました。

今年も同じ展開かと思いきや、やっと行くことができました!お店からも程近い、亀戸天神です。

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白梅と紅梅、風情がまるで異なるなあといつも思います。どちらが好きかと言われたとすると本当に困ります。やや白梅の方に馴染み深さはあるのですが、仄かな艶かしさが感じられる紅梅の姿も捨てがたい。
花粉症の始まりをものともせず、マスクを外して香りも堪能。

朝早くゆったりと見られましたので、改めて品種名も辿ってみると、その言葉の豊かさにも心うたれてしまいました。きちんと記憶に残したいと思い、その場でメモ。 


白加賀 紅冬至 無類絞り 八重松島 月影  

楠玉 蘇芳梅 思いのまま 黒雲 藤牡丹枝垂


等々、印象深いものばかりでした。


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こんなふうにしだれる梅もあるとは知らず。
亀戸天神には何度も行っているのに、私は今まで何を見ていたのでしょう。

人もまばらで、ほぼ一人きりでじっくり梅と向き合えたこの時間はとても良いものでした。心に灯火が点ったような感じです。



梅のことばかり考えていましたが、こちらは学問の神様であることにふっと気付き(遅い)、うちの学生たちのこともお願いしてきました。


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風は冷たかったけれど、良きお散歩ができました。

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