出店のお知らせです。
甘夏書店さん企画の催しです。
「ふるほんピクニックと昭和なマルシェ」
3月8日(金)〜4月7日(日) 12〜18時
※火曜水曜は定休日です。
様々なジャンルの本に加えて、石、そして先日からの片付けでの発掘品も少々出します。
本日、搬入しました。
不覚にも、石を運び忘れてしまいました。近々持参します。本や雑貨も随時追加したく思っております。
どうぞよろしくお願い致します。
先日通りがかった神社で、小さな梅まつりが開かれていました。時間がなかったため、ささやかな賑わいをちらりと眺めるだけにとどまりましたが、ほんのりと暖かな気持ちになることができました。
今年はもう行かれなさそうですが、来年はゆっくり過ごしてみたい、そんな場所でした。
最近、必要があって実家荷物の片付けをしています。細々としか進みませんが。
最新の引っ越しのときに相当処分してきたはずなのですが、まだまだ次々と出てくる発掘品。品物を掘ることで、記憶も掘り起こされます。大学時代のドイツ語講義のノートなんて、どうやって何十年越しの移動をくぐり抜けてきたのだろうと呆然としました。今回、ようやく別れを告げました。
父母の古い写真の中から私の小学校その1の航空写真が出てきたのにも驚きました。しかも写真が入っていたのは年代物の茶箱・・・。引っ越し当時の混乱が思い起こされます。
発掘品の一部は、来月再開予定の「アトリエ蚤の市」(アトリエ*ローゼンホルツさんで夏冬を除き月一回開催中)等で出そうと思っています。
とりあえず今は昔のものものの放つパワーに気圧されている感じです。そして、今更ながらの反省と焦り。それらを越えて、いろいろリニューアルできたらいいなと思っております。
やっとというか、遂に訪れることができました。
田辺聖子さんゆかりの場に。
小説『苺をつぶしながら』に登場した、お店の描写とそこで販売されているボンボンの描写が素敵で、いつかはと漠然と思っていました。
先日、ふっとチャンス到来。しゅっと行ってきました。初の大阪、心斎橋の地へ。
そのお店、長崎堂はかつてとは姿が変わったようですが、物語で語られたアンティークのオルゴールは店内にちゃんとありました。ボンボンもおそらくそのまま。私が買ってもいいのかと思う程に全てが可愛い設えでした。
専用の紙袋があり
箱は乙女。
中身も乙女。でも、ボンボンの中のお酒はしっかり効いています。
お酒はほぼ飲まない私も、お酒絡みのお菓子は好きです。心が豊かになるような美味しさ。
田辺聖子さんは、このボンボンのことを、オルゴールの音色を砕いたものと表現していらっしゃいました。確かこの作品を読んだのは中学生の頃。何と長い憧れだったことでしょう。
いつか、は実現できないこともあり得ると感じることがしばしば起こるようになったのは、加齢故でしょうか。ここだ!というタイミングを掴めて良かったと思っています。
私はやっぱり欲張りです。
関西にご縁の少ない私の大阪方面の知識の殆どは、田辺聖子さん経由です。これからでも少しずつは辿れたらいいなと思います。
京都の香り、再び。
百万遍手作り市で、7、8年前にも出店されていたお店の一つ。かつても大喜びで購入したこのお店を発見するなり、ハンターの目になりました。
今回選んだのはこの2点です。
下の画像上部の木の看板は「脚気にオリザニン」です。字体が素敵なのです。
話が逸れました。
古い引き出し等に昔の模様ガラスを嵌め込んだ飾り棚。どこか懐かしい、しっとりとした風情。石にぴったり!と感じています。
これらの模様ガラスは、それぞれに名前があります。それらにもまた、風情を感じます。
今回やってきたものは、上から順に
木の葉、きく、ダイヤ、銀河、のようです。
その他にもいろいろな名称が。見ているだけでも楽しいです。
再会できて、非常に嬉しかったです!!
これから、店内での配置を考えていきます。以前に入手したものももっと活かしたい。石と棚とが互いにひきたて合えるようにしたいです。
文学フリマ京都は、終了致しました。お越し下さいました皆様、誠にありがとうございました。
そして、引き続きよろしくお願い致します。
こちらがレティシア書房さんです。
展示からは話が逸れますが、こちらで大好きな芝木好子さんの著書を複数見つけ、嬉しかった私です。いつお邪魔しても、何かしら素敵!と思う本があるお店です。
今日は、百万遍手作り市へ。天気予報の雨降りの確率は日ごとに下がり、ほっとしました。
会場の知恩寺。この門内に無数のテントが。
7、8年ぶりでしょうか。当時に立ち寄ったお店も複数あり、懐かしさを覚えました。目にした途端にぶわっと甦る記憶。脳というのは不思議です。
寒かったけれど、ほんの時折の雨のぱらつきだけで済み、良かった。楽しみました。
その後はあちこちで買い物をしたり。一休みはやっぱりこちらになりました。
甘いコーヒーが心身に沁みました。
さよなら、京都。また来ます。