「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

古本屋な時間 その1

先に書いた話の補足です。

11日(金)は、古書ほうろうさんへ行きました。
お店を開こうとしている私には、「音羽館」の広瀬さんと
「古書 往来座」の瀬戸さんのお話というのは実にタイムリーという気が
しました。ぜひ拝聴しなければと、夕食から就寝までの用意だけして
子供達を放り出して訪れたのでした。


お話は・・・ときどきじりじりと脱線しつつも、それもまた
私にとっては滋養になることばかり。
進行役を務めていらした南陀楼綾繁さんの、ずれるたびに引き戻す
舵取りの巧みさには感心させられました。


お二人ともとにかく本を愛していらっしゃるのだなあと
しみじみ思う一方で、それだけでなく経営という観点でもまた
きっちり押さえていらっしゃるのも感じました。
“経営者”である以上、当たり前のことではあるのでしょうが、
私自身はその辺りが甘いと思っています。
意表をつくような発言内容の面白さに大笑いしつつも、
結構考え込んでしまいました。自分は本当に大丈夫かしらと・・・。


とはいえ、この場に参加したことで励ましを頂けたことも確かです。
お話の中の「古本屋が街の人脈をあぶりだす」という広瀬さんの
言葉は、まさに私が実践してみたいことですし、
「お店は人」というのもお客としてでも日々の中で本当に実感することです。
「魚月」のお二人や「旅猫雑貨店」さんとこの件でお話できたのも
よかったです。関係者の方々にお引き合わせ頂けたことも
大変ありがたく感じました。
こうして公表状態になった以上、突っ走っていくしかありません。
という流れは、翌12日に続くのでした。



更なる補足です。
この場の雰囲気を実に的確に描写していらっしゃる方を発見しましたので、
ご紹介させていただきます。


   「ぴっぽのしっぽ」

  http://blog.livedoor.jp/pipponpippon/archives/51301484.html


ぜひお読みになってみて下さい。

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