「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

古本で築く人生

「ふるぽん合宿フェア」は28日で終了しました。
この炎天下の中、おいで頂きました皆様、誠にありがとうございました。
23日という、初めての長期間の箱出店は大変有意義でした。
当店としての本の売れ行きの成績は、実のところ・・・でしたが、
石が予想以上に注目された模様だったことが嬉しく感じられました。
今後の出店や店舗営業に生かしていきたいと思います。

 
終了後、そのままブック・ダイバー店内で「反省会」。
私は途中参加だったのですが、いろいろお話を伺うことができました。
実績を積み上げてきた方々の知識・体験談には、やはり重みがあります。
一番下っ端の私への皆様の暖かさをありがたく感じました。
実が伴うよう、頑張ります。


翌29日は、津田沼へ(長女は欠場)。
総武線車窓からも見えるお店、「ガレージセール」での
「月刊 放浪書房」へ伺いました。久々の関東出店だそうです。


    http://horoshobo.com/
    こちらもご参照下さいませ。



こちらに伺うのは、もう三度目になるでしょうか。
子供達もすっかり馴染んでおり、初対面の方もいるにもかかわらず、
自宅の延長のようにくつろいで遊んでおりました。終盤、放浪書房さん愛用のテントに
寝っ転がって本を読んでいた次女に至っては、明らかにくつろぎ過ぎです。
そのまま他人のふりをして、置いて帰りたくなりました。
その方がよっぽど迷惑な話ですね。


子供達が飽くことなく遊んだため、私もついのんびりと、いらした方々とお話を。
放浪書房さんのご相棒(?)のたびたろうさん、
「ガレージセール」店長さん、その他・・・・。
また、古本販売を具体的に検討していらっしゃる方とも偶然お話することが
できました。いろいろ斬新なアイデアを練っておいででした。


私自身も、今の古本関係の皆様とのご縁はほとんど偶然の巡り合わせから
始まっていますので、失礼ながら初対面のこの方とももはやお仲間のような
気分を感じてしまいました。
好きなことから始まって広がっていく世界の楽しさは、この仕事に入って
獲得した大きな喜びです。


土・日と古本世界の方々とどっぷり交流し、経営的な面でも考えるところが
大きかったです。一人で営業している私には貴重な時間でした。



なお、放浪書房さんは昨日限りで「ガレージセール」店内常設の本は撤収された
そうです。
(「月刊 放浪書房」は続行とのこと)
いったん“仕切り直し”されるとのことです。
私から見て、あれほどご自身のスタイルを確立されている、と感じる方ですら、
更なる発展へ向かって模索をしていらっしゃいます。


たびたろうさんの、日々の小さな積み重ねの中に意義がある(人生はテトリス)という
趣旨のお話と共に、大いなる励ましとなりました。

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