「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

モノと場との響き合い

二つの手作りイベントに行って参りました。




「ものコト市」は、墨田区牛嶋神社隅田公園が会場。
木々の緑の中、手作り品、ライブ演奏、飲食それぞれのコーナーで
賑わっていて、カラフルな色合いと響く音が公園に
キラキラ散りばめられているような印象を受けました。
会場じゅうにガーランド(旗)が連なり、弾む雰囲気、
これはどことなく運動会を思い出すような気も(内容は文化的ですが)。


ここのところ続けて来訪できていたので、毎年のお楽しみという出店者の方も
増えてきて、そんな方々とちょっと言葉を交わせるようになってきました。
それも楽しい。
中にはついつい話し込んでしまった方も・・・。
好きな「もの」は好きだと伝えるのは、やっぱり大切。続けたいです。






そして、電車移動。



「工房からの風」は、市川市ニッケコルトンプラザ内の屋外、
コルトン広場と、おりひめ神社と稲荷社のある「鎮守の杜」、
「手仕事の庭」が会場となっています。
こちらは何年ぶりになるでしょうか。久々に訪れました。


神社、木々と共通点はありますが、こちらのやや不規則に
設置されているブースは、森や庭の中に自然発生しているかのような
雰囲気も感じられます。
自然素材ならではといった質感、色合いの作品が多いためもあるのか、
賑わいの中にもどこか静謐な感じが漂っていました。



そんな中でお茶。この庭で育ったハーブのブレンド紅茶とお菓子と。



「庭人(にわびと)」さんたちが定期的に手入れされているという
「手仕事の庭」の一画でのお茶のひとときは、静かな時間でした。
小雨あがりで空気や植物に曇りや湿り気があるのもまた良き風情です。







同日の、屋外での手作りイベントそれぞれに会場と作品との
個性が生かされている様を、五感を駆使するように楽しんで参りました。


こんな響き合いのある場づくりに憧れの気持ちを抱きます。

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