「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

年末の石

早くも年末の時期となりました。

毎年振り返ってみると、一年の間に年初には思いもかけないことが起こっているなあとつくづく思います。
良いこともそうでないことも。
喜ぶべきことは喜び、悲しむべきことはきちんと悲しむ、その心の動きを疎かにしてはいけないと思います。でも一方で、予想だにできないこともいつも平らかに受けとめられるようでありたい。そんな心情の年の瀬です。


今年も多くの方との出逢い・交流がありました。感謝申し上げます。




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いただいた枝々。店内に爽やかな風を吹き込んでくれるようです。冬であっても、いえ冬だからこそ嬉しい清々しさです。




今年最後の石馬鹿シリーズ。


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群馬県下仁田町産のカルセドニー(玉髄)。
大雑把に括れば水晶の仲間の一つです。


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外側はごつごつとして無骨な姿ですが、


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内側には無数の細かな結晶が光っています。石を動かすと、ちらちらと煌きます。ちょっと星々みたい。
断面部の半透明な摺りガラスのような質感も風情を感じます。

こんな人でありたい。そんなふうに私に思わせてくれる石です。



皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さいませ。

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