「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

向き合う自分

先日、「文学フリマ」に行ってきました。数年前に行って以来です。

会場が変わっていないこと、ご近所さんである「LE PETIT PARISIEN」さんご一行&豊泉朝子さんが出店されること、この2点くらいの情報のみで最寄り駅の流通センターに到着したら、目の前の会場は長蛇の列で些か驚きました。ブースは1300超。膨大です。

そんな中を廻って目に留まる作品を探すのは、まるで自分自身を探すかのよう。購入するごとに、欠片を掬い上げている感じです。後でもう一度行こうと思ってつい失念したブースもいくつかありましたが。掬いそこねた・・・。それは次回の課題にします。

購入した作品たちはジャンルはばらばらですが、合わせると間違いなく私自身でした。日頃曖昧な自分の輪郭が、くっきりしたような気がしました。

制作された方々とのやり取りも楽しい。嬉しい出逢いも。こんな自分になるとは、若い頃は想像もつきませんでした。文字や絵が広げてくれる世界は、欠かせないものとなりました。

少しずつ読み進めていきます。

 

当店出店中の「お座敷えほんブックマルシェ」は、今月27日までです。

よろしくお願い致します。

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