「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

女子の古本屋

「古本 石英書房」は、本日都合により13時頃で閉店させて頂きます。



来週の営業日・時間は以下のようになります。
不規則になっておりますので、ご注意下さいますようお願い申し上げます。


  13(月)  平常通り (10時30分〜17時30分頃)

  15(水)  13時頃〜15時30分頃まで一時閉店 (開店・閉店時間は通常通り)

  17(金)  11時頃〜17時30分頃

  19(土)  11時頃〜17時30分頃




2008年に刊行された、岡崎武志さんの『女子の古本屋』(筑摩書房)が
今月ちくま文庫になりました。




やはりこのカバーにしたくて。
本の表紙と同じく浅生ハルミンさんのイラストです(東京堂書店ふくろう店)。





文庫化にあたり追加された箇所「それからの『女子の古本屋』」で、
当店もご紹介頂いております。
何と、6ページも!! 驚いてしまいました。
この本は、私の漠然とした古本屋への夢を大きく広げてくれた大切な存在でした。
まさかその中に自分も加えて頂けるとは・・・大変に感慨深いです。


岡崎さんの暖かい描写は、当店を素敵なものにして下さっています。
まるで七五三で着飾った子供のような“晴れ姿”で
(変な例えかもしれませんが、真っ先に頭に浮かんだ表現でした・・・)
些かお恥ずかしいのですが、
私の目指したいものを確実に表現して下さっています。
確かに私自身がお話したことですのに、目の覚めるような思いが致しました。


実のところ、最近は諸都合で充分にお店が開けられず
焦りや塞ぎの感情が内心にわき起こりがちです。
心は体にも反映しますので、どうにもすっきりできないことも多いです。


立ち止まってしまうこともあっても、少しずつでも進めていればいつか気持ちも道も
開けてくるということをこの本は思い出させてくれます。
この本により、再び大きな力を頂けたことに感謝申し上げたいと思います。


ごくごく個人的な内容で失礼致しました。



古本屋を目指す方でなくとも、また女性に限らずとも、
登場される皆様の生き方にはとても暖かく励まされるのではと感じます。
皆様にお読み頂けたらと思っております。




以前当ブログでもご案内致しましたがこちら
『女子の古本屋』ちくま文庫刊行に伴い、
神戸の海文堂書店さんでイベントが行われます。


   「女子の古本屋」による女子の古本市

      6月24日(金)〜26日(日) 海文堂書店2F ギャラリースペース


当店も、只今出店本の準備中です。緊張しつつも楽しみな作業。
他出店の皆様の箱もぜひぜひ拝見したいものです・・・。


お近くの方、ご興味をお持ちの方、どうぞお出かけ下さいませ。
行かれぬ私は、皆様のブログ等を楽しみにさせて頂きます!

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