「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

たくさんの命

夏休みというと、子供もできるワークショップがぐんと増えるように思います
(“宿題”という事情も理由の一つなのでしょうが・・・)。


そろそろ夏休みも終わりがみえてきたこの頃、我が家でも行って参りました。
三女が二つ返事で参加の意を示した内容です。





初めて訪れた六本木ヒルズ
そこで行なわれていた「miou(みう)のおにんぎょうづくり」です。
      ※ブログは こちら です。




色とりどりの人形たちから自分の一体を選びます。




非常にたくさんの素材を自由に使わせていただけます。
初めのうちは、いったいどこから取りかかったらいいのか・・・と
考えたりしていましたが、一ヶ所に手を加え出すとどんどん広がりが出てきました。
人形に命を吹き込んでいく実感がじわじわと。



ほとんど黙々と打ち込んでしまう私と三女でした。
興に乗り、身の回りの小物まで作り出す程に。
そしてものすごく時間をかけた末、完成しました。




私のお友達。頭の中でいつの間にか確立していたイメージは
「さすらいの占い師」です。顔の表情はあえて付けませんでした。
大きなバッグは七つ道具を持ち歩くため。




髪の毛とそのスタイル作りに心血を注いでいた三女。このお友達は、
三女と同じ名だそうです。それだけ愛着がわく存在のようです。




手芸好きの三女はともかく、興味はあっても全く得意でない私は
どうかな・・・と思っていましたが、その心配は杞憂でした。
縫う・切る・貼る・結ぶといった手作業の中で、無理なく
自分にできることを選んで十二分に楽しむことができます。
パーツの選択範囲がとにかく多いのもありがたいことでした。



作っている皆さんのアイデアは本当に多種多様で、
スタートは同じような見かけでも全く別々の個性を放っていました。
生身の人間もまた同じですね。


  ※前述の、miouさんのブログもぜひご参照下さい。
   オリジナルで制作なさったという糸巻きにもご注目を。
   可愛い上にとても使いやすかったです。




楽しかった! という声が心から出る体験でした。
新しい存在を生み出すと気持ちが晴れる気がするのは不思議です。





家の人間一同が寝静まった夜中には、二人でこっそり活動するのでしょうか?

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