「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

取り急ぎのご案内

行きたい行きたいと思っていた展示。
新宿を通っての所用が生じ、その帰りに立ち寄る機会を得ました。



〜ろうあの写真家・井上孝治と評伝作家・黒岩比佐子の世界〜
   8月20日(火)〜9月1日(日)
      アートガレー神楽坂


   詳細はこちらをご参照下さい。



こういうときに限ってカメラを持参しておらず、残念です。
携帯での撮影です。



写真集やポストカードで目にしてきた
写真を生で拝見できたのはやはり非常に嬉しいことでした。



本日17時からニ回目のトークイベントが開催されます。
ということで、取り急ぎご紹介させていただきました。
ぎりぎりの時期になり申し訳ございません。




<追記>


 井上孝治さんと黒岩比佐子さんについては
『音のない記憶―ろうあの天才写真家井上孝治の生涯』
黒岩比佐子著、角川ソフィア文庫)を
ぜひお読みいただけましたらと思います。



会場は撮影freeでした。
前述の通り、携帯電話(非スマホ)のカメラ機能しか持ち合わせて
いませんでしたので、こんな感じになってしまいました。



思い切り光の反射はあるし、まるで印象が伝わりません。
すみません・・・。
がっかりしてこれきりに。



目撃したのは、数名でいらしていた方々が大きなパネルの前で
その写真と同じポーズで縦並びで撮影している場面です。



それがこの写真です。
見ていて何だか嬉しい気持ちになりました。
かつての日々の生活をそのまま切り取ったような写真が、
現在の私達の日常の愉しみとなって生き生きと
存在し続けています。



そして、井上さんの写真が大きな評判となるきっかけ、
地元福岡の百貨店・岩田屋のポスターのシリーズを直接
目にすることができたのも嬉しいことでした。
写真とコピーの文とが調和していて素敵だと、改めて思いました。




会場入口横では関連内容でのミニ古本市も。



『「食道楽」の人 村井弦斎』(岩波書店)等、食関係のご著作も多かった
黒岩さんを偲んで、食関連本特集でした。




私は井上さんの写真をポストカードで少しずつ集めており、
ときどき眺めます。小さいけれど、心の糧となるような
良い時間なのです。
今回ももちろん追加購入させていただきました。ああ良かった!

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