「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

雨の中の散歩

暑い・・・とうんざりしていたら急に涼しくなり、雨が続き、
梅雨に突入してしまいました。



梅雨らしい景色。蝸牛が発見出来たらなお良かったのですが。





さて、第6回石ころおさんぽ隊は、7日→8日に変更して実施致しました。
天候も影響し、時間短縮、二名での活動となりました。


行き先は、西荻窪で開催されたイベント「チャサンポー」です。



参加店・施設と実施内容が掲載されている地図。
105もの数があるため、お散歩の際の貴重なお供です。




事前にまずは最優先で向かうと決定していたのは、こちらです。



立派なやかんが素敵です。


私は今回MAPを見るまで知らなかったのですが、西荻窪限定で毎年オリジナルの
「茶散歩シール切手」が発売されているのだそうです。
そのためにこの郵便局は土・日でありながら営業です。
11時のオープン待ちをしました。



こちらがその切手です。
私は筆まめとは言い難いのですが、お手紙という形態そのものはとても好きです。
この切手は、事務的用件でないところで使いたいな・・・。




その後のルートは


郵便局 → 西荻案内所 → ベビヰドヲル → マジェルカ → 盛林堂書房
→ ナワ プラサード → 音羽館


でした。書店多めとなりました。



霧雨が降り、若干肌寒いようでいてなかなかに蒸し暑く、
道々のポイントでご用意下さっているお茶はありがたい存在でした。
喉に潤いを、心に爽やかな風を与えてくれます。
それぞれ設置の仕方やお茶の種類、使われた急須や薬缶、ポット等の個性も
楽しませていただきました。
お店の個性がこういうところで発揮されるのは面白いです。
お店は、その全てが店主の方の表現の場たり得るのですね。



陶製の小さめカップに紐が付いていて、首から下げて携帯できる・・・という
茶散歩専用容器も販売されているのに大変心惹かれました。
こういうものをさりげなく、でも颯爽と身につけられたらいいなあ。
手にとって思案して、結局入手せず。
いつか、“携帯喫茶活動”を実践できるくらいに腰を落ち着けて
「チャサンポー」に滞在できたら、と思っています。




MAP記載の開催時間が11時〜となっていたので、各店のオープンも同様かと
思いこんでおりましたが、そうとは限りませんでした。
そのため来店できなかったお店もあるのはちょっと残念。
私の確認不足でした!
もっとも、その場の流れに合わせてふらふらするのが
石ころ散歩らしさではあります。
そのお陰で予定外に行かれる場も、いつも確実に存在するのです。




各ポイントごとに素敵な出逢いはあったのですが、
特に意表をつかれたのはこちらです。



実は中身も素敵なノートなのです。
勝手ながら、石好きの仲間意識を感じて嬉しくなりました。




結局、その場で撮った写真は一枚のみでした。すみません・・・。



西荻窪の駅前で解散となりました。
その後もう一人の方は街を北上し、更に何軒かを廻られたとのことです。
ほぼ終日、本格的な雨とならずに済んでほっと致しました。




雨とお茶はよく似合う、そんなことも感じた半日でした。





梅雨の後は夏到来、外歩きには適切とはいえない時期に入って参りますので、
石ころさんぽはしばらくお休みとさせていただく予定です。
よい季節にまたお会いできましたらと思います。

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