「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

青空読書

引き続き自分リニューアル中です。
また新しい体験をして参りました。







大きな欅の傍で








総勢9名。誘って下さった方を除くと、私にとっては
全員初対面の方々でした。



すぐそばのカフェでテイクアウトした、熱くて良い香りの
紅茶を少しずつ飲みつつ黙々と読書。
皆さんも思い思いの姿勢で、あちこちで読み耽っていました。
蚊から身を守りつつ・・・。


聞きなれない鳥の声や、近所の大工作業の音、
通り過ぎる人々の話し声(山登りのときのように、互いに挨拶も)、
そして今回不可欠な存在だった蚊取線香の香り。
そんなものに囲まれて、ゆったりとした時間を過ごしました。


ときどきは空を見上げました。





終了時刻が近付くと皆の本を並べて記念撮影して、
それぞれ他の方の気になる本を拾い読みしたり話したり。
知らない本も多数。世の中には何てたくさんの本があるのだろう。
毎月参加しているブックトークでもいつも感じることを
改めて思います。



この読書会は、古書店に集合して各自本を選ぶところから始まります。
そんな形もとても新鮮で、わくわくしました。
思いがけない本との巡り会いも体験できたし。


最後に巨大ビニールシート
(主宰の方がこの日のために購入されたそうです!)を
協力して畳むのも、何だか学校行事っぽくて面白かったです。




何年か前には私も、ときどき屋外読書をした時期がありました。
某公園がお気に入り。たまには石持参で。
また復活する機会もできたらいいな。



一人もいいけれど、皆で集まってばらばらに読むのもまた
非常に楽しかったです。
ゆるい感じがほっとします。


未知の方々ともそんな時間を過ごせる媒体になってくれる、
本はやっぱり凄いし素敵です。

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