昨日は、アトリエ*ローゼンホルツさんで久々のブックトークに参加しました。9月下旬ならば少しは涼しくなるかと思いきや、まだまだ暑かった・・・どこまで続くのでしょうか。
こちらのブックトークは、参加者が思い思いの本を持参し、語るというもの。自分が持っていった本に興味を持っていただけると嬉しいのはもちろんですが、他の方の本により、自分からすると思いもかけない世界を知ることができるのも大きな楽しみです。私にとって、脳内地図を拡げる大切な場となっています。
画像を撮るのを失念しましたが、今回もいろいろな本が集まりました。
ブックトーク後は、小さな企画を。「石英書房がよみとく 千壽子が遺した指輪たち」。
今月アトリエで開催中の、佐藤千壽子さんを偲ぶ展示に合わせての企画です。
あまり写真が撮れておりませんが、愛用の洋服や品々、写真の数々が並んでいます。そして、描かれた絵も。
この指輪たち、初めて拝見したときから目が釘付けになりました。石そのものを愛されたことが一目瞭然、その選び方に感銘を受けたのです。
石についてや、昭和中期頃の指輪の特徴等について少々お話しました。
それぞれの指輪たちを選んだエピソードなど、ご生前にお聞きしてみたかったです。
私には、このケースは絵の具を絞ったパレットのように見えます。きっと、生涯愛された絵を描く如く、色を楽しんで身につけ、ケースに並べられたのではないか、そんなふうに失礼ながら勝手に妄想しております。
大切なお形見で楽しませていただいたことに感謝申し上げます。