11月1日に、恒例の「神田古本まつり」に行きました。
子供同伴、ただし土曜日に学校のある長女は途中合流方式でした。
親子で行くのは三回目になります。
お昼過ぎ、方向音痴を主張する長女を御茶ノ水駅まで迎えに行くときには凄い人混みになっており、
ちょっとびっくりでした。
次女・三女の疲れを見越して絵本コーナーに置いてきてよかったと思いました。
同じ理由で、見るのは絵本・児童書中心にしたのですが、案の定次第に疲れと飽きが・・・。
加えて姉妹達に時間差で訪れる空腹とトイレの訴え。
子連れ行動の最大の課題です。
上記のために非効率的な移動を繰り返したこともあり、結局暗くなるまで神保町をふらふらしていました。
今回、全体に少し割り引き率が高めな印象を受けました。特に絵本・児童書。
福音館書店のワゴンセールが5割引!というのは私には初めての経験だった気がします。
気合いを入れて何冊も選んでいる方が多く、長女合流後に再度見たときには
殆どなくなっていました。
5割引というのは他社でも結構行われていましたので、私達もついいつもよりも
多く購入してしまいました。戦利品を披露し合って盛り上がりました。
私が一番気に入ったのはこちらです。
『もしも空が落ちてきたら 朝食に雲をいただきましょう』
クーパー・エデンズ作・角田光代訳、ほるぷ出版
ハプニングを、角度を変えて前向きに受けとめるパターンの繰り返しが心に響きました。
私にはちょっと今、弱っている状況があるので。
特に最後の一節が効きました。
ハッピーエンドじゃないならば
クッキー型でハッピーエンドをくりぬきましょう
何だかはっとさせられることばです。
今回の絵本・児童書重点方針にあたっては、この本がプチ事前学習させてくれた感もありました。
『4つのキーワードで読む児童文学の【現在】セレクト56 ほんとうに読みたい本が見つかった!』
(上原里佳・神戸万知・鈴木宏枝・横田順子著、原書房)
数日前に長女が学校の図書館で発見してきてくれたものです。
今まで知らなかった魅力的な本との出逢いもありました。
それぞれの方の一冊ごとの紹介文が、読書欲をそそります。
本当は3日にも行くつもりだった神保町ですが、家族のうち三人が風邪にやられてしまいました。
二回にわたって細かく廻る野望を抱いていたのですが、果たせず少々残念でした。
下の子達は、もしかしてほっとしたかも。