「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

みちくさ市、続きです

久々にしばらく間が空いてしまい、申し訳ありません。
一週間以上が経過し、今更ではありますが、みちくさ市についての
続きです。


前にも述べましたが、今回大変嬉しかったのは、
既にお知り合いになった方の増加でした。
勿論、初めてお会いした時から皆さんフレンドリーに
接してくださったのですが。
ただ、それでも“既にこの人は知っている!”という前提のもとに
お声を掛け合える方が複数いらっしゃるというのは、何と心強い
ことでしょう。
仮にもお店をやりたいという人間が、こんなに腰がひけていては
いけないのですが。


お客様との遣り取りも、楽しませて頂きました。
前回同様、やはり絵本は特に楽しいです。
いろいろな世代の方との出会いを繋いでくれました。

印象的だったのは、お年を召したご婦人がどこか嬉しげに、
しみじみとした感じで『おりがみ全書』(竹園聖千著、金園社)を
買って下さったことでした。
特に言葉は交わしていないのですが、何となく私も嬉しくなりました。


本で繋がれるひとときのご縁。
ますますこれを本業にしたい決意が固まる思いです。



今回は四人いたので、「グーパー」で子供達と二人ずつ、二組に分かれ、
交代でみちくさ市・手創り市ともに結構時間を取って見ることができました。


「戦利品」は、こんな感じです。




一回目の自由時間の際に、次女が満面の笑みを浮かべて持ち帰ってきたのが
こちらです。

彼女は、春の不忍ブックストリートでの一箱市でも岡田あーみんさんの
『お父さんは心配性』(集英社)の文庫版セットを手に入れて
ご満悦だったのです。
今回は、しかも結構な額を値切ったそうで・・・冷や汗が出ました。


これが我が家での今回一番の話題本でした。

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