「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

これから台風・・・?

「古本 石英書房」の来週末までの営業日は、本日、
5(月)、7(水)、9(金)、10(土)の予定です。


ただし、7日(水)はお昼過ぎからの営業とさせて頂く可能性がございます。


また、10日(土)は、14時頃からの短時間営業となる見込みです。


変更については当ブログをご確認下さいますようお願い申し上げます。




空は明るくなったり暗くなったりを繰り返しています。
風はなかなか強いです。


出勤時にいきなりの大雨に遭遇したこともあって、怖いので
店外には本を出しておりませんが、営業致しております。
今後の空模様の変化によっては、早めに閉店させて頂くことも
あるかもしれません。ご了承下さいませ。





何かをしたくてもできない、どこかへ行きたくても行かれないという状況は、
ときにマイナス感情を呼び起こしますが、
では今の自分に何ができるだろうということをぐるぐると模索します。


ふと思い出すことがありました。


学生時代、教職課程で受けた「教育社会学」という
講義の中で、「自分の日常の習慣が世界の基準とは限らないと
いうことを常に頭に置いておくことは重要だ」という先生のお話が
非常に印象に残っています。


“日曜日は家の人のお仕事はお休み”、その大前提で進められる授業参観が、
おうちのお仕事が自営業だった先生にはいつも悲しかったことに端を発する
お考えとのことでした。
たとえば、教師になる人間は大卒の学歴を持つことになるけれど、それはけっして
社会の中で多数派ではないということを忘れてはいけないとも語られ、
それは当時の私にとってはかなりはっとさせられる言葉でした。



教師は多数の様々な環境の子供達・親達と接するのだから、
自分の価値基準だけで物事を処理しないように
意識し続けるようにと
力を込めておっしゃっていたことは今でも
心に残ります。
どれだけ実践できているかは甚だ心許ないですが、
その世界から遠く離れてもなお、消えずに光っている言葉です。



たとえば、いろいろなイベントがあります。
中には古本に関わる方々には“定番”となっているものもありますが、
お客様などにお話してみるとまだまだご存じないことも
かなりあります。


これは知っている側の基準で括ってしまってはいけないのだなあとしみじみ思います。
世界は広い、世の中にはまだまだお伝えし、また教えて頂くことが限りなく
あるのですね。むさぼることも無理強いすることもないけれど、それで相手や自分が
楽しくて豊かになることができたら良いなあと思います。


いろいろな意味で余裕のない私は、今は知らないことに焦らず、
少しは知っていることは深めたり広めたりする方向を
目指していこうと思います。


気持ちの上でも、いつも公平で穏やかさを保つことは難しいけれど、
少なくともそれが大切なことだと意識はしていようと思います。


自分に乗り越えさせるべきハードルを、どんどん自ら低くする傾向の濃厚さは
いかにも情けないですが・・・・。



ごくごく個人的な言い訳ならびに愚痴のようで失礼致しました。すみません。






「ふるほん・いっぱこ・めぐり市」、残り三日となりました。
最終日4日(日)は、夕方頃からぼつぼつと撤収の雰囲気となる見込みです。
ぜひそれまでにお越し下さい!



工作舎『賢治と鉱物』ブックデザイン展」は、「深川いっぷく」さんで
7日(水)より始まります(〜19日)。
お店の一角に鉱物コーナーを設置して頂き、石各種を販売致します。
『賢治と鉱物』の本の素晴らしい石たちの写真と共に、
石の現物もお楽しみ頂けましたら幸いです。
後日、搬入時の模様等もご紹介できたらと思っております。


  会期中の各種イベントについては、以下をご参照下さい。

  
     いっぷくタイム *続々・毎日のいっぷく*
   

工作舎さんからはこちらです。

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