「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

長い一日

土曜日は、私としては珍しく“はしご”外出をしました。



スタート時は曇り空でした。スカイツリーの先端は見えていません。


一ヶ所目は蔵前。
毎年大変に楽しみにしている「BOOK MARKET 2013」です。
今年から会場が変わり、アノニマスタジオからすぐのカフェ
「Cielo y Rio」5階イベントスペースになりました。


開始して間もない11時少し過ぎには、もうかなり賑わっていました。
今までよりもスペースが広がり、それぞれの出版社さんのコーナーも
一列に並べる形でなく円状に見られる構成のところが多かったので、
ゆったりと本を拝見できたように感じました。


ただし、それは興味ある本を発見しやすいということであり、
大きな楽しみである一方で
どの本を入手させていただくか・・・という選択の苦しみでもありました。


自分の好きな本を出していらっしゃる出版社が多いこと、
各社のパンフレット等がまとめていただけること、
そして各社の方々と直接にお話できること等が
私をこのイベントに引き寄せる理由です。


しゃがんで籠の中の本を見ているときに、隣りにいらしたのはよく知った方。
まずは一通り見た後で・・・としばらく経った後で少しお話したのですが、
「惹かれるものが多すぎて怖いけれど、毎年行かずにはいられない」という点で
一致していました。



ぱんぱんに夢が詰まった、イベントオリジナルのエコバッグです。



二周目に入ると更なる発掘をしてしまいそうなのが恐ろしく、私はそこで離脱して
すぐ近くの楠ビルへ。こちらでは「サルビア」と「カワウソ」へ
少々お邪魔しました。
蔵前界隈では、毎月第一土曜日に「第一土曜の蔵前」を実施しているそうで、
この日に特別オープンするような場所もあるようです。
専用の地図もあります。



いつかそちらも廻ってみたいと思いました。




その日の二ヵ所目は、曳舟です。途中で子供達と合流。
鳩の街商店街で開催の「鳩の街 屋台sweetsストリート」へ行くのが目的でした。
13〜16時というかなり限定された時間での開催でしたが、すごい人でした。
曇っていた空もすっかり明るくなっています。


私達が着いた時には既に完売している屋台もありました。



唯一、既に面識のある方、
「アトリエ*ローゼンホルツ」でも販売されている、
スコーンの「パニパニ」さんです。
先日アトリエで試作スコーンを試食させていただく機会があり、
非常に美味しかったので楽しみにしていたのですが・・・。
ぜひまたの機会にと思います。



私達は食べました!
ときに一人一個、ときに一個・一杯をを三人で分ける形で、
より多くの種類を楽しむ作戦をとりました。
どれもこれも美味しかったです!
似たようなものがあまりなく、違ったお菓子や飲み物を味わえたのは
嬉しいことでした。
今後も動向を追いかけたいと感じるお店もありましたので、
当日のご出店者一覧のような形で知りたいとも思いました。
また、私達がいた頃に会場に流れていた昭和歌謡も、街の雰囲気に
しっくりしているように思えて楽しい気持ちになりました。


途中から参加した子供達はともかく、私にとっては一日の時間が
ずいぶん長く感じられました。
携帯電話に表示される万歩計の表示は軽く一万歩を越えていましたが、
濃く楽しい時間でした。

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