「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

曇天の石

ここ何日か、東京では11月とは思えないような暖かさが続いていました。空もすっきりとした青で。

今日はお昼過ぎから久しぶりの曇り空。じりじりと雨への準備を整えつつあるような、そんな気配を感じます。

そんな日に撮ってみた石たちです。

11月の誕生石トパーズから選び始め、何となく決めたテーマは「うっすら」。

真っ白な石もあえて入れました。それぞれの石の薄い色味を感じていただけましたら幸いです。

宝石的な価値でいえば、原則的には濃い色味の方が高く評価されます。が、控えめな薄い色も優しげでどこかほっとする感じで、私には好ましい。特に画像上下のような暖色の仄かさは、心に小さな灯をともすように思えたりします。

画像上から時計回りに

ウクライナ産トパーズ

パキスタン産アクアマリン

コンゴ産シトリン(黄水晶)

ルーマニア産水晶

全て原石です。

石でまわる世界。

 

追記

記事をアップして約10分後、雨が降り出しました。準備は既にほぼ整っていたようです。

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