「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

二人で歩く

今回は、二人歩きの記です。
古本仲間のお一人、駄々猫さんと。
メールのやり取りはあったものの、直接にお会いするのは
久しぶりでした。



有楽町線護国寺駅で待ち合わせ、ご案内いただいたのは
「トモリcafe」さん。今年8月にオープンとのこと。
どきどきしながら階段を上りました。


食事の美味しかったことはもちろんなのですが
(玄米ごはんとお惣菜プレート)、
各種什器にも大変心惹かれました。
私達が使ったテーブルは特にすごく好みで、
持ち帰りたいほどでした・・・。


そして、各テーブルの配置にとても心配りを感じました。
寛ぐのに、さりげなく重要な要素かと思います。
 どっしり長居をしてお喋りしました。


食器も私の好きな質感とデザイン。



とりわけこちらはぜひとも画像を保管したいと強く思い、撮影。


 
連れていっていただけて良かった!
自宅からは近いとはいえない場所ですが、いつかぜひ再訪して
今度は一人の時間も楽しみたいと思いました。

 

ちょっと黄色っぽい色味になってしまいました

  
トモリcafeさんのブログは こちら





土地勘のない私は、この後の道も先導いただくばかりです。


初めて通る道・・・と思っていたら、どんどん知った地域に
入っていきました。自分の脳内地図の道筋が繋がる感じは、
いつも楽しいです。
頭の中に新鮮な風が入ります。



「古書 往来座」さんも実に久々にお邪魔することができ、
喜んで本棚をぐるぐる廻りました。
その後また初めての道を通って着いたのは「古書 ますく堂」さん。
この日は「第4回 スナックますく堂」の日だったのです。
  ※スナックますく堂については こちらこちら をご参照下さい。



ずっと伺いたいと思っていましたが、遂に実現できました!
既にいらした方々とお話したり、本をあれこれとめくったり。
スナックらしく(?)控えめな明るさの中で、楽しい時間を
過ごしました。

差し入れを皆さんと・・・といった状況も久しぶり。
己の実店舗時代を思い出す私でした。


帰り際になって、店頭のメニューに気付きました。
驚きを越えて感心させられた品目が・・・。
それは、こちらを称した表現として見聞きする、“西池袋の魔窟”に
実に相応しく思えました。 気になる方はお尋ね下さい。
次は一人でも駅から辿りつけるでしょうか。 ※最寄駅は池袋、立教大学の近くです



帰宅後に話したら、長女に「その場にいたかった・・・。」と羨ましがられました。
ふふん、一歩リード。ちょっと得意な気分です。




何人もで歩くおさんぽ隊長としてはこう申すのも何ですが、
一人歩きも大好きです。
ついでに申せば、行き先を決めない無目的な歩きも。
でも、途切れることなくお話しながら、ぽくぽくと歩く
二人の道のりもいいものです。距離を全然感じませんでした。



諸事で限られた時間の中、“師走”なのに得られたのんびり日、
良い一日でした。
駄々猫さん、世界を広げて下さりありがとうございました!




何かに追われるようにばたばたする日々が圧倒的に多くても、
自分のペースで歩いたり考えたりする少しの時間が
私を保たせ、支えてくれるのです。

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