「石と古本 石英書房」の日々

お店の最新情報と、石や本、お散歩その他、店主の好きな物事について綴ります。

2009-01-01から1年間の記事一覧

憧れのお店

先日、三鷹のブックカフェ「フォスフォレッセンス」へ 行ってきました。 こちらにも先だっての「ふるぽん秘境めぐり」のチラシを置かせて頂いたので、 そのお礼も兼ねて。 文化祭の代休だった長女同伴で、というか ぜひ彼女も連れていきたかったのです。 子連…

切り口いろいろ

私の好きな香咲弥須子さんに触れている!という理由で 図書館から借りてきた本を読み終えました。『文学的商品学』(斎藤美奈子著、紀伊国屋書店)です。 「アパレル泣かせの青春小説」、「ファッション音痴の 風俗小説」等、章立てにも惹かれました。 注目の…

石・鉱物好きの方々へ

二度の出店とも石を販売してみましたが、なかなかに 好評だったように思われました。 私の印象よりも、石が気になる存在だという方は 多いのかな・・と嬉しく感じました。 そんな皆様へ、イベントのご紹介です。 国際ミネラルアート&ジェム展(IMAGE) http…

無事、終了しました

昨日で「ふるぽん秘境めぐり」は終了しました。 お陰様で、自分としては予想よりも良い結果を 出せたように感じられる体験となりました。 ご購入くださった方々、励まして下さった方々、 チラシを置かせて下さった方々・・・。 そして何よりもブック・ダイバ…

最終日セールのお知らせ

早いもので「ふるぽん秘境めぐり」もあと一日を残すのみと なりました。 最終日は、文庫本と石を除きセール価格に致します。 *「新潮社 とんぼの本」、「小学館ショトルライブラリー」、 「平凡社 コロナ・ブックス」、「講談社カルチャーブックス」 上記の…

子供と来店

予告通り、ブック・ダイバーさんで少しばかりですが在庫の 補充をして参りました。 後2日、皆様のお越しをお待ちしております。 今日は、長女同伴でした。 只今学校がインフルエンザのため学年閉鎖中なのですが、 閉鎖後4日経ち感染の気配もなく、最終日の土…

開催中です

「ふるぽん秘境めぐり」は、19日(土)まで神保町で開催しております。詳しくはこちらまで。 古本お休み処 ブック・ダイバー(探求者) http://bookdiver.exblog.jp この二日間でお越し頂いた皆様、ありがとうございます。 「古本 石英書房」は、明日のお昼過…

古本の神様

昨日、ブック・ダイバーさんに宅配以外の手持ち分の本を持っていきました。 どんなふうに“お店づくり”ができるか楽しみで、ドキドキです。 せっかく神保町まで行ったので、ちょっとどこかへ・・・と 思った私の目に留まったポスターは、 東京古書会館の「趣…

女性五人衆

「ふるぽん秘境めぐり」の会期がいよいよ迫ってきました。ブック・ダイバーさんでは、お店ごとの個性を出していくために 今回は今までよりも広いスペースを作って下さるとのことです。 実際の設営段階になってみないと分かりませんが、 何らかの形で「女性五…

東京本あります

関東とはいえ田園風景の広がる中で子供時代の多くを過ごし、 都内に住むようになってからも森が恋しくなるくらいなのに、 「東京」の魅力から離れられません。前にも述べましたが、神保町はしょっちゅう、他にも 寺社仏閣やら美術館・博物館、デパート等、主…

石が好き

「古本 石英書房」は、石好き故の命名です。 一番古い思い出は、やはり本絡み。 電車での外出時、いつも父は本を持ち歩いて 読んでいました。 私も当然の如く本を持参・・・でも嵩張る本は重いので、 サイズの小さいものを、ということで 一番多く登場したの…

もの集めにうずうず

本を選び、買うのは無論生活に欠かせないほどの 楽しみですが、品物選びも大好きです。ただ、こちらは自分で購入というよりは (あまりにも範囲が広く限りない・・・) 他の人の選び方をみるのが楽しいのです。“こんな基準・事情でこんなものを入手した”なん…

声を聞きたい

その方の書いた作品等を読んで、無性に肉声を聞いてみたくなる ときがあります。 好きな作家でも、特別そう感じない方も多いのに、 ごく稀にその気持ちが起きます。 声色や話し方、言葉遣いを耳で味わいたい。 どうしてなのか、自分でもよく分かりません。 …

繰り返す喜び

昨日、“小さい頃は理屈抜きで気に入った本は何度も繰り返し読んだ” という趣旨を記しましたが、考えたら今も全然変わっていないです。 ただ、絵本というところから、自分の子供たちの様子が 思い出されたのです。 本当に何度も何度も同じ本を読むのをせがま…

ぐるんぱのようちえん

以前、都内某所をふらふら散策していたときに目に留まりました。一目見て、“ぐるんぱ!!”と思いました。長い間目にもしていなかったのに、 案外記憶に刷り込まれているものなのですね・・・。 絵本と比べてみると、やはりどこか似ているように感じられます…

ぐるんぱのようちえん

芝木好子さんの作品

干刈あがたさん同様、この方の文庫作品も本当に見かけにくくなっています。 結構、各社から出ていたのですが・・・。 私と彼女との出会いは、大学入試。 国語の問題文に『湯葉』があったのです。もともと湯葉は好物でしたし、 僅かな出題箇所からも感じられ…

神保町で出店します

来月、神保町の「古本お休み処 ブックダイバー」の催しに 参加させて頂けることになりました! 第6回「ふるぽん秘境めぐり」 by四九発駆会 9月15日(火)から19日(土)まで “期間限定リアルショップ”というコンセプトで 5日間も出店させて頂けるなんて、夢…

干刈あがたさんについて

私が大切に再読を繰り返している作家の一人です。 女や家族というものの複雑さを、時に厳しいほど率直に描きつつも、温かい眼差しと希望の光を常に抱き続けた・・・そんな印象を作品から感じます。 自分がもっと若い頃は、もう少し漠然とした好感でした。け…

本を売るということ

先月のみちくさ市での出店模様です。 初めての本売りは、とても楽しい体験でした。買って頂くのが嬉しいのは勿論ですが、 本について言葉を交わすことそのものが 楽しくて楽しくて。 多くの方に目を留めて頂いたのは、絵本でした。その筆頭は、加古里子さん…

オヨヨ書房発見!

みちくさ市について書こうと思ううちに日が過ぎて・・・とりあえず、最新の出来事を。 昨日、子供達と青山の「こどもの城」へ行きました。いろいろ遊んで疲れきり、夕暮れの道を表参道駅に向かって歩いていると、目の前の看板に「古本」の文字が。 移転を知…

みちくさ市、終了しました。

無事に実施することができました! なかなかに緊張しましたが、多くの方々と 言葉を交わすことが出来、楽しませて頂きました。 スタッフの皆さんの細やかな配慮にも 感動・・・!でした。 皆様、慣れない新参者に暖かく接して頂き 本当にありがとうございま…

私の傾向

ほぼ9割方文科系です。学生時代に“近代日本文化”の魅力に目覚め、 社会人になってから“骨董市”の魅力に 目覚めました。 結婚→出産→育児諸々で眠っていた当時の気分が、 次第に蘇ってきているこの頃です。 思えば、幼稚園くらいの頃から 父の神保町通いのお供…

みちくさ市に出店します

押し迫ってからのお知らせではありますが・・・ 7月25日(土)に雑司ヶ谷で行われる「みちくさ市」に、小さいながら 店主としてデビューします。店名は「古本 石英書房」です。 フリマの経験はあれど、お客としてでない古本屋は初めてなので ドキドキです。 …

ブックフェアの収穫品

日曜日に国際ブックフェアへ行ってきました。去年よりも混雑していた気が・・長女は“人酔い”を起こしてました。私の戦利品です。◆“BOSSA NOVA”ボサノヴァ アノニマ・スタジオ ボサノヴァが漠然と好きなのに、知識がまるでないので。 帯の「はじめての人のた…

半歩でも踏み出す

ブログをいつか始めたい・・・と思っているだけでは 埒があかないとやっと気付きました。 とにかくやってみます! 本の話題が中心です。 好きな作家や作品、好きな書店等はたくさんあるので、少しずつでも綴っていきたいです。 どうぞよろしくお願いします。…

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